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福の女神

れいなリボン

[れいなリボン]

キャラID
: GA326-950
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 天地雷鳴士
レベル
: 131

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写真コンテスト

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れいなリボンの冒険日誌

2022-07-05 18:53:16.0 2022-07-05 20:48:41.0テーマ:その他

出荷

「出荷」とは、育てた家畜や作物などが市場・消費者に向かって出されること。
ネトゲの世界でもしばしば出荷という用語が出てきます。
到底勝てそうにない弱いor下手なプレイヤーを強いフレンドが手伝って勝利させて、その勝利が参加条件となる次のコンテンツに「出荷」する。
というのが本来の使い方。
魔元帥ゼルドラド戦を手伝って勝利に導き、大魔王マデサゴーラ戦に「出荷」する。
しかしいつしか拡大解釈して使われる様になり、DQXではただ単に勝利して称号をゲットさせる事を指す様になりました。
なので初めてその用語を耳にした時は意味不明に思えます。
  さて、この世には人間の赤ちゃんを大切に育てて6~12歳になると「出荷」する人間牧場が存在します。
購入する消費者(通称「鬼」)はもちろんそれを食すのですが、特に脳が大好物で最も価値が高い。
なぜなら鬼は普通の食事(肉や野菜や穀物)だけでは知性を保っていられず、野生に退化して異形の怪物となって共喰いして滅びてしまうのです。
そのため知性豊かな人間の脳を定期的に食べなければなりません。

人間の脳はご存知の通り10歳ぐらいが発達のピークでこれを過ぎると老化していきます。
一番「熟した」最高の脳を育て上げて出荷するのがその農場のマスター(ママ)の仕事。
そのためにはたっぷりの愛情を注いで明るくのびのびと健やかに子供達を育て上げる必要があります。
劣悪な環境に置いて鬱になったりしては発達した神経回路の脳にはなりませんからね。
ちなみに高級食材であるフォアグラは、鳥を真っ暗な部屋の中で身動き一つできないケージに閉じ込めて無理矢理餌を食べさせてストレスを与え続ける事によって脂肪肝にして出荷されると言われています。

更に運動能力も筆記試験もトップクラスの子供は最高級ランクとなりますが、それを買う事ができるのは王族や貴族などごく一部の支配層の鬼のみ。
支配層だけが高級な脳を独占し食べる事によって更に高い知性を維持し、一般鬼との身分差を強固なものとする。
まあどこの社会でもそういう構図になりますね。

もちろん農場内の子供たちは自分たちが「出荷」されていく事なんて知らずに育ちます。
里親が見つかった順にこの孤児院から卒園していく。と教えられている。感動的なお別れ会も催される。
ところが、卒園していったお兄ちゃんお姉ちゃんからただの一通の手紙も届いた事がない。
おかしいじゃないか?
と薄々疑問を感じる賢い子供も居ました。

ある時、一人の仲間(コニー)が卒園していく事になりました。
しかしコニーは大切にしていたぬいぐるみを持って出るのを忘れた様です。
今ならまだ間に合うかも!と思って上級生のエマとノーマンの二人がそのぬいぐるみを届けに農場の端にある門のところまで追いかけて行きました。
そこで見たものは・・・

トラックの荷台に横たわり、真っ赤になった一輪の花を胸部に突き刺さされて「血抜き」されているコニーの絶命した姿でした。
同時に、それを出荷するために訪れた異形の生物と、商談らしき話をしている一人の人間の女性がそこに居ました。
その女性とは、物心ついた時から自分たちを底なしの愛情で育ててくれているみんな大好きママその人でした。
信じ難い光景を目にしてしまった二人はすぐに逃げ帰りましたが、慌てていたためコニーに渡すはずだったぬいぐるみをその場に置いてきてしまいました。

はい。ご存知の方はこれが「約束のネバーランド」の序盤の話であると判ったと思います。
もしその作品に触れたことが無くて興味をそそられた方がいらっしゃれば、是非そのアニメを鑑賞してみてください。
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