昔、宮廷勤めをしておった時期があっての
王のお父上と知り合いで人手が足りぬと聞いて助けておったんじゃが
その頃は新興国と言う事もあり毎日忙しかった
退屈な事も多かったが、忙しない王とそれを嗜める副官殿が善き、でこぼこコンビであった。
見る分には愉快じゃった。
たまに副官殿とも話して居たんじゃが
副官殿はこっちが喋っておるのに表情の変化が薄くてのぉ…
妾、終止壁と喋っている気分じゃった…
受け答えはあるのに表情が動かぬのは怖いものよ
あの国を出て昔馴染みの同郷の友たちと旅をしておった筈なのに
まさか妾が一国の主になるとはなw
あやつらは元気にしているかの
たまには顔出しに行くのも良いかもしれんな
黒キリンジと戯れるのも悪くないのぅ
とは言え、妾達の旅はまだまだ終わりそうにないから気が向いた時に帰るとするかの
この手記を見てくれたアストルティアの民達に
竜神王様の加護があらんことを
では、さらばじゃ!(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪