こんばんは、こすもっこよ。
今回は前回の続きよ。
ダストン師匠の落語全集(VHS)を小脇に抱えて走り去った黄色いドワーフ。
それから数日経ってドヤ顔で帰ってきたのよ。
でもまぁ…VHS版の落語を持って行ってる時点ね、もうね、アレよね。
「ふっ、ついに見つけたで!若者にはズバリ!ダンスやで!こすもっこはアホやから知らんやろけど、カンカンチャレンジ!これや!」
カンカンチャレンジ…?え、もしかしてカンカンカンダンスの事?
なにをどーやったらダストン師匠の落語出発でそんなところに着地できるのよ!
「ふふっ、驚いてるようやな。コレあれやろ?バズるやつやろ?」
そりゃそうよ!アストルティアでは誰もそんなのやってないわよ!
じゃ、今回は私と黄色いドワーフで順番に踊る感じがいいわね。
私、キレキレで踊る事にするから、ドワーフが先で私は2番目の方がいいわね?
あ、そうそう、なんか駅の前で踊るのとか流行ってるわよ!
「え?駅の前でカンカン踊りすんのん?家主とか漬物屋の前ちゃうのん?」
は?何よそのシュールなシチュエーション。
でもアレか。漬物屋か。
ノスタルジックバエのパターンね。
あり寄りのバリありね!
「で、死体はどーする?腐った死体でも倒して連れてくる?」
そうね、カンカンチャレンジには死体が必須よね。
早速捕まえに行くわよ!
よーし捕まえた!
…
よーし捕まえたじゃないわよ!
なんで死体が要るのよ!
そんなもん踊らせたら速攻でBANされるわよ!
てゆーかそもそも死体は踊れないでしょ?!
…まぁアストルティアでは、そんなこともないか。。と、ともかくシュールすぎるし、死体はなしね。
漬物屋の前で2人で踊るわよ!
アンタが先だからね!
ミュージックスタート!
そして、私は黄色いドワーフが持ってきたカセットテープをラジカセ(ダブルデッキ)に入れて再生ボタンを押したのよ!
ドンドンテンテンチーン♪
ピーヒョロロー♪
え?
ちょっと思ってる曲調じゃないわね??
「ほな行くでー!かんかんのーきゅーれんすー♪」
…かんかんのー?
は、はははは。
そーれーはー!かんかん踊りよ!
200年ぐらい前に流行った踊りじゃない!
もうこうなったら手の施しようがないわね。
舞いったまいった!踊りだけに!
よし、もはやこれまでよ!
もうええわ!なのよ!
おしまい
収録後。。。
ねぇ、黄色いドワーフ。
「カンカンカンダンス」と、古典落語「らくだ」に出てくることで有名な「かんかんのう」もしくは「かんかん踊り」を使ったすれ違いネタ。。て事よね?
「うん、よかったやろ?」
よかったわよ。私はおもしろかったわよ。
でもね、誰が古典落語の「らくだ」を知ってる?断言するわよ!100%知らないわよ!
そもそもこの日誌読んでる人が、カンカンカンダンスの方も知らない可能性だってあるのよ。
そーなったら、知らないネタと知らないネタのすれ違いよ?地獄じゃないのよそれ。
しかもよ?Z世代向けにしなきゃ!って騒いでる私の家にVHSのビデオテープとか、ラジカセがあるってどーゆー事?それもダブルデッキよ!
しっかり悪意もってやってるじゃない!!ハァハァ。。ゴホゴホ。
「なんかハァハァゆーてるけど落ち着け!大丈夫?」
こ、これぐらいのどうきは救心飲んだらすぐ治るのよ。
咳は龍角散で一発なのよ。
あ、ちなみにすり傷には赤チンよ?
ヨーチンもあるけど、激痛に襲われるから最後の手段よね!
「ちょ、ちょ、もっこ?Z世代向けに…」
ふん、そんなのもういいわよ。
次は科学な戦隊とか、悪魔の力を身につけたりとかするわよ!
おしまい