テントの冒険日誌

（この日誌にはバージョン5までのネタバレが存分に含まれています）

アストルティアクイーン総選挙が開催されてたので数年ぶりに投票に行ってきました。
私が知ってる頃とは投票ルールや像獲得の条件、選出されている候補者まで違っていて世の中変化しているもんなんだと感嘆しきりです。
その中で変わってないものが一つ。それはイベントクリアで貰える像は3体だという掟。

ということで、今回像を貰った3人のキャラについて語ったりなど。



イルーシャ。
バージョン5のメインヒロインは誰なのか？ユシュカなのか、イルーシャなのか、魔仙卿なのか……。私の中で行われている三つ巴の戦乱はまだ治まっていません。

一緒に魔界を旅すると無言を貫く主人公の代わりに場面場面で喋ってくれるわけですが、記憶を失っていた彼女がみせてくれる素朴で新鮮な反応は好感が持てて楽しみなものでした。
ストーリーの一場面や各名所をイルーシャが描く『スケッチブック』も、イラストとそれを振り返る語りによって魔界冒険の思い出が宝物へと昇華した感覚があり、バージョン5ストーリーへの満足感がアップしました。

ゆえに5.4ストーリーでイルーシャとしては退場となり、決戦の5.5ストーリーで出番がなかったのは惜しいところでした。
でも、バージョン５を締めくくる最後の最後で主人公の姿をスケッチしてくれたのはとても嬉しかったです。あの絵を家具にして家に飾りたい。大魔王城にもデカデカ掲げたい。


アンルシア。
大魔王を倒した後の勇者はどういう位置づけなんだろう？
バージョン2でのマデサさんとの死闘を終えた後のアンルシアを眺めてて疑問に思っていました。
アストルティアの危機を解決するのは主人公であって勇者ではない。仕方ないこととは言え、じゃあ勇者ってなんなんだろう？

私の中で燻っていたこの疑問はバージョン5のあるイベントを見て氷解しました。
ウキウキで大魔王の衣装をお披露目している所にアンルシアたち一行が討ち入りに来たあのイベントです。

「そうか、アストルティアの勇者とは今も昔も大魔王をボコボコにする人なんだ。」

主人公は種族神の野望を打ち砕き、時元神の破滅を食い止め、異界滅神との世界を賭けた戦いに勝ち、きっとこれから先も強大な敵を打ち倒していくことでしょう。勇者はそんな大魔王を殴り倒せるのです。
大魔王である主人公が活躍する限り勇者姫アンルシアはその更に高みに君臨するのだ。私の中でこう答えが出ました。
こうなってくると日々の大魔王業にも精が出ますね。

ところで、アンルシアとアンドレアルって語感似てるなぁ、なんて最近思ったりしてませんよ？

ウェブニー。
なんで候補者に！？？？？
選出理由は謎ですが、こんな謎の像貰えるチャンスなんて他にないでしょうから貰っちゃいますとも。

魔界での楽しみの一つと言えば曇った表情の人に冴えない旅人のふりをして近寄って、お悩み解決とともに「実は我こそが大魔王でしたー」と正体を明かす黄門行為。
その黄門行為の中でも会心の黄門行為を味わえたウェブニーのクエストは印象的でした。クエスト進める度バルディスタ城の2階まで行く苦も許せるくらいには気持ちよかったです。ありがとう純真なウェブニー。

バージョン5のクエストは他のものもバージョン1や2の頃に出たキャラや設定へ繋がるものがあったりなどしてて全体的に面白いものが多かったですね。
ゼルドラドの娘に親切な大魔王の振りして近寄って「実は我こそが親の仇でしたー」と正体を明かす大魔王行為なんて非道で良かったです。



……あれ？これってバージョン5の感想日誌だっけ？？？
見てもらえば分かる通り未だバージョン5の余韻に浸ってる状態で、現在も天界放置して魔界通いしてます。（パニガルム開放辺りでストーリー止まっている）
その結果、今回の候補者に見たことない人達が出てきたわけですよハハハ。参った参った。
……とりあえずナイト選挙までには進めなきゃ。