※ 注意!
【 この日誌には バージョン7.4 の メインストーリー における 『 重大なネタバレ 』 が含まれております 】
よろしいですか?
本当によろしいですか?
本当の 本当に よろしいですか?
【 神を超えた上位存在 「 世界球根 」 】
キュロン人のキュキュミィは次のように話していました。
キュロン人は 聖地 世界球根で
時渡りの術の使い方を まなぶんだぜ。
これは 未来や過去に行ける すごい術なんだ。
おいらも 幼少のころに 術をまなんだけど
一度も 時渡りの術を 世界球根の外で使えた
ためしがないんだ。どうしてか 聞きたい?
まず 世界球根の説明を しなきゃだな。
キュロン人の聖地 世界球根は
球根に似た 巨大な植物なんだぜ。
その世界球根と おいらたち キュロン人は
精神的なつながりを 持っている。それは
時や空間を超える 強固な つながりなんだぜ。
つながりと言っても 世界球根と
会話ができたり はっきりとした意思が
頭に 伝わってくるワケじゃない。
ただ 私的な理由で 時渡りの術を
使おうとすると 術が発動しないんだぜ。
過去に戻って 失敗を やり直したいとかな。
世界球根による 精神的な いましめを
おいらたちは 時渡りの緊縛と呼んでいる。
どのような場合に 世界球根が
時渡りの術の行使を 認めるのかは
おいらたちにも わかっていないんだぜ。
世界球根の意思は 時渡りで変化しうる
事象をも 判断材料にして 術の使用の可否を
決めているという 言い伝えなんだぜ。
すべては 世界の均衡を たもつためで
それは キューロピアのみならず
異世界をもふくめた 均衡らしい。
過去も未来も 見通して観測する
神のような視座を持つ存在と おいらたち
キュロン人は 精神的に つながってるんだぜ。
この話を聞いて僕は最初 「キュレクス、キュルル、キュロノス、ゼネシア、主人公を含むエテーネ王家の者たち」 は世界球根による時渡りの緊縛の影響を受けないイレギュラーな存在だと思いました。
しかし 「すべては 世界の均衡を たもつため」 という一文を読んである可能性に思い当たったのです。
それは 「劇中の登場人物が行った時渡りが、全て世界球根の意図したものだったのではないか?」 ということです。
僕は以前から 「ドラクエ10のメインストーリーにおける時渡りの説明には色々な矛盾がある」 とモヤモヤを抱えていました。
例えば、現代の破邪舟師フルッカの変貌です。
過去の改変が現代に大きな影響を及ぼすならフルッカの変貌は許されないはずです。
端的に言って 都合が良すぎる んですよ。
しかし 「劇中の登場人物が行った時渡りが、全て世界球根の意図したもの」 だったら?
主人公が500年前に時渡りしてレイダメテスを壊したのも、
クオードがウルベア地下帝国に時渡りしたのも、
プクラスが6000年前の過去に時渡りしたのも。
ユーライザが主人公に異常なまでに執着したのも、
キュレクスがアストルティアで時見(未来視)のチカラを発揮できたのも、
そして、主人公の兄弟姉妹が色々な時代に時渡りをして、それぞれの時代で大きな影響を及ぼしたのも、
全ては世界球根が意図したことなら辻褄が合います。
【 仮説 】
ここからは僕の完全な推測です。
Ver.7の物語はアストルティアの起源であるゼニアスの話がメインなのではなく、むしろ 今まで出てきた時渡りの矛盾を解消するために 「世界球根」 という神々以上の上位存在を登場させることが目的だったと思います。
そして、世界球根の目的は いずれ現れるであろう 「世界の均衡を揺るがす強大な存在」 に対抗する者として 「主人公」 を生み出すことだったのでしょう。
はたして、主人公は世界球根が意図した通り、時渡りのチカラを持ち、勇者の盟友であり、種族神の加護を受けた者であり、神を滅ぼした者であり、大魔王であり、英雄であり、英雄神たちの友であり、誓約の子であるという、世界に比肩する者なき存在となったわけです。
……まぁ、自分で言っておいてなんですが、こういう 「時間を何度もループして最適解を導き出す」 という話はラノベやアニメ、ゲームなどで今まで散々こすられまくっているのでありきたりだなぁとは思いますが (^_^;)
以上です。
読んでくださってありがとうございました。