港町レンドアについて衝撃の事実!
いや、わたしが今気づいただけというだけであって、ホントは周知の事実かも知れない。
今更何言ってんの? って話かもしれないけど、気にしなければ気づかない話だと思うのでしばしおつきあいを。
港町だから当たり前と言えば当たり前なんだけど、レンドアって灯台になってたのね。
街の真ん中にある駅は真上に大きな灯台がそびえたっていた。
種族によるかもしれないけど、わたしの身長だとてっぺんまで見ることは出来ず、カメラ機能を使ってようやく全景を見ることが出来た。
こんな大きな灯台なのに中に入ったことないぞ!? いつかレンドアの灯台に入るようなクエでもあるのでは? と思い、早速調査を開始した。
実は駅の中に上に登れるような扉かあるかもしれない。
駅の構内を調査しても特に上に登るようなものはなにもない。天井も駅のホームフロアがてっぺんだった。
とりあえず、隅々まで探そうと、町長の部屋に入る。
町長の部屋って、ふとテラスに出て気づいた。
この部屋は決して駅の地下1階にある扉をくぐった先にあるというわけではなかったのだ。
下を見ると停泊しているグランドタイタス号が見える。
あ、灯台の上って町長の部屋なんだ…。
それを確かめるようにちょっと戻って見てみると、地下1階の扉は普通の扉ではなく、ちゃんとエレベーターの扉になっていた。
ああ、扉をくぐっているように見えて、実はエレベーターに乗っていたのか。
調査中にくまなくあたりを見ていた時にここだけやたらと太い柱になっているってことは気づいていたんだけど、あらためて見てみると明らかに上へ続くエレベーターの形になっている。
うーん、謎ってほど謎ではなかった…。
最初から見てわかるレベルの構造でしかなかった。
レンドアの灯台にはこれ以上の秘密はたぶんないだろう。
ただ、どっちにしてもレンドアの街がこんなに巨大な灯台であったという事実は、わたしにとって衝撃だった。
アストルティアは広い。
まだまだ冒険は終わらない。