土日はいろいろあってほぼインできなかった。
日曜の深夜26時前、せっかくの休日にまったくインしないのもシャクだったので30分でもいいから入っておこうとインしてみたら案の定チームは誰もいなかった。
ひとりぼっちの夜はさほど珍しい話じゃない。
インしたものの時間も時間でなにをしようか迷い、結局溜まっていたカードボスの消化をすることにした。単体の悪霊ならみんなと行くほど強いわけでもないし、報酬も是非にみんなと分かち合いたいと言うほどでもない。
適当にフレンドからサポを借りて、ドロシーから迷宮へ行く。
さて、問題。ここがどこだかわかる?
ディテールに見覚えがあるとは思うけど、夢幻の摩天楼のボス部屋「星降る展望台」の前。
魔法の迷宮の性質上、周りを見回したことがある人はとても少ないと思う。
わたしは深夜に一人、さして強敵に立ち向かうわけでもなく、なんとなく辺りがどうなっているのか見たくなって周囲を見回した。
「星降る展望台」は気づいていると思うけどあれはエレベーターだ。延々と上に登り続けるエレベーターの中でバトルが行われる。こんなになっていたのね。部屋はドーム状になっていて、ずーっと上に続いているみたい。
バトル中、いくつかあるスリットが下へ流れていくのを見て「あ、登っているんだな」って気づいていたと思う。
そして、部屋に入ると……。
部屋の中をゆっくり見回したことがある人、いる?
この部屋の真ん中、上を見上げるとなんと階数カウンターが! そんなの知ってるよ、迷宮がいつからあると思ってんだ……なんて人もいるとは思うけど、わたしはこの日初めて知った。
カウンターは3桁。徐々に上がっていく。最初は何の数字かわからなかったけど、エレベーターということでしばらくして階数カウンターだと気づいた。
……本当は、迷宮から追い出される40分ほど粘ってカウンターがどうなるか知りたかったけど、月曜も通常通り仕事で深夜にちょっとだけインしたわたし的にさすがにそこまで時間潰す気はなかった。結構サクサクあがるのでもしかしたら40分以内にカンストするかも知れない。まさかゴール地点があったりするのだろうか。もっともそんな無駄な作り込みはされてないと思うので期待はしていないけど、興味は尽きない。GW中、1回くらいは粘ってみようかな……(運良く夢幻の摩天楼に入れるかどうかが問題だけど)。
最後。エレベーターの構造。
ちょっと部屋に入る前に観察不足だったんだけど、エレベーターはどうもドームの天井から伸びる歯車を回して上に登っているらしい。動いているときは早すぎて見えないけど歯車が回るスリット側にもちゃんと歯車の受けが表現されていた。
この日は夜が遅かったので、夢幻の摩天楼と太古の地底回廊だけ観察して終わったけど(太古の地底回廊はさほど面白いところはなかった)機会があれば、他の種族迷宮も見てみたいと思う。
DQXのサービスが開始されて、3年目。2度目の大型アップデートを前にしてアストルティアにはまだまだ知らないところがたくさんある。
キャラもカンストしてすっかりモチベーションが下がって引退しようと思っている人の話、引退してしまった人の話も多く聞く。
なんとなーく飽きが来始めた人は、たまにはスペック上げやPS磨きだけじゃなくのんびりと世界を冒険してみるのもいいんじゃないかと思う。
せかいにはきっとまだまだ面白いことが転がっているよ。