先日、達人クエの「やるきのジャーミィ」をフレと一緒にやった。
やったと言いつつ、条件の時間3分40秒はまるで達成できず、4分すら切れないままあえなく時間切れで終了となった。
とはいえ、職をなににするか誰がどういう行動を優先で動くかなどをマジメに話し合いながらの挑戦はぬるいプレイしかしていなかった最近では結構新鮮で楽しかった。
マジメな作戦会議をしつつも、彼らが投げてくる瓶詰めの中身は何かという話が出た。わたしは色味的にケチャップとマスタードじゃないかと思ってたけど、どうもストーリー上ではあれはジャムだということらしい。赤い方はイチゴジャム。黄色い方はバターらしい。あの色でバター? って気がしなくもないけど、外国製でたまにああいうのあるよね。
……あれ、もしかして「ジャーミィ=ジャム」「バーティ=バター」なのか! 今、書きながら気づいた! すごい! 絶対気づいてる人少ない!
そして瓶詰めと言えば、フレの一人が桃屋の「やわらぎ」を知らなかった。これにはショック! 彼は瓶詰め界の名作ですよ。ご飯泥棒ですよ。しかもかなりの手練れ。他にも食べたことない人はすぐにスーパーに行きましょう。200円くらいで売ってます。コンビニでも売ってます。
瓶詰め食品やの話やふりかけの話になりそうだったんだけど、話が(わたしの)長くなりそうだったのでその場は早々に打ち切った。そして、こっちで書くことにした。もうDQの日誌じゃない。
ふりかけといえば、わたしはどうも自分がふりかけ好きということを自覚していなくて、ある時家族に「普通はそんなにしょっちゅうふりかけを買わない」と言われ、はっと気づいた。
普通はふりかけを切らさずに買ったり、新製品を見かける度に買ったりはしないそうだ。前者はともかく後者は珍しいというのだ。
素直にふりかけ好きを自覚してからはほんの少しだけ人生が変わった。いや、人生そのものが変わったわけじゃないけど、ちょっとだけ豊かになったというか。意図してスーパーで新製品を漁ったりしていると、世の中にはこんなにいろんな種類のふりかけがあったのねと驚く。
わたしが好きなふりかけは、ジャンルとしてはドライというか顆粒タイプ。いわゆるのりたまの類い。もちろんしっとり系も好きだけど、あっちは佃煮とか明太子とかそっちのジャンルだろうと考えて基本的に無視をしている。もちろん、しっとり系も美味しいのは間違いない。
ふりかけ業界は、いろんなメーカーがありつつも全国規模で展開しているメーカーとしては「丸美屋」「永谷園」「ニチフリ」あたりがメジャーなのではないかと思う。
「丸美屋」は言うまでもない「のりたま」のメーカー。のりたまはもはや殿堂入りでこれを越えるふりかけは今後も含め出てこないと思う。
と言いながら、丸美屋で一番好きなのは「すきやき」。あのさくさく感と甘い肉っぽさは、いつでもわたし達を幸せにしてくれる。他には「味道楽」「たらこ」などの定番もいいんだけど、おすすめは「スパイシーカレー」。カレー系のふりかけの中では群を抜いて香りがいい。
ちなみに、こだわり食感シリーズの「ザクッ!野菜ふりかけ」は今までに体験したことのないような食感が素晴らしいので是非食べてみて欲しい。ほんとにザクザクしている。野菜主体っていうのも珍しいよね。
「永谷園」はいわゆる「おとなのふりかけ」シリーズが有名だけど、わたしはそっちはあまり興味が無い。それ自体は子ども向きと思われていたふりかけを一気に大人向けのステージにあげたという大きな功績があるけど、まあ味は普通だし(もちろん美味い)。
お気に入りなのは「本物食感」を売りにデビューしたくせにむしろ本物の食感とはほど遠くていつのまにか「今までにないサクサク食感」というコピーに変わった「超ふりかけ」シリーズ。このサクサク食感、確かに今までにない感じで、味もガツンとインパクトがあってご飯が進む。
そして「調味料ふりかけ」シリーズ。これもまた名作揃い。七味やゆず胡椒、山椒などを大人向けの調味料をふりかけにしたもの。特に「かつお七味」と「山椒」は名作過ぎ。ふりかけなんて子どもの食べ物でしょ、なんて考えを吹き飛ばすほど大人の風味が漂っている。
最近出たと思われる「のりしお」はこんなにも青のりの風味が豊かなふりかけには出会ったことがないと思うほどいい香りのするふりかけだ。ちょっとピリリとしているところがまた憎い。
……ああ、文字数が足りない。ニチフリについて語ってないし、そもそも三島食品の名作「ゆかり」についても触れていない。ふりかけについてもっと聞きたい同志がいたらご一報を。続きを書く。