
【撮影後、ゼネシアの像は捨てました】
Ver7.5のネタバレを含みます。
え? タイトルとサムネであらかた察せてしまうって?
ま、多少はね~。
ということで、7.6の前提クエストとなる「散る花、咲く花」をクリアしてきました。私はゼネシアが本当に嫌いなので、このクエストを受けるつもりはありませんでした。
だってこういうクエストって、贖罪というか許してあげてねとか、プレイヤーに「ほなしょうがないかぁ」させる内容をやるじゃないですか。
そういう内容だったら確実にキレ散らかすのが見えてたので、ちからの種が入手できると知ってもなお放置してました。
ま、実際のところはそんな内容じゃなかったのですがね。HAHAHA★
【ドラクエ屈指の邪神】
こいつのせいでゼニアスはジアクトに目を付けられて、こいつのせいで母マロ―ネが創失で消えて、こいつのせいでウォルド地方の山が消しとんだりしている。
諸々の発端はゼネシアだ。
ver7を分かりやすくまとめると、闇落ちしたスグ君ばりに劣等感に苛まれて「オニさまさ(主神の座)、わたさねぇだべさ!」とか「私に従えサル(ルティアナ)」しちゃったのが今回のストーリーである。
しかも、別に闇落ちしたわけではなく、生まれながらにして慈悲深い妹に嫉妬しつつも、自分の方が優れてる(実際優れている)と主張し続ける優生論者だったりする。救いようがない。
下手に作中屈指の力もあり、頭も回る分、非常に厄介なタチともいえるだろう。
ドラクエの神サイドでここまでやらかしてる奴ってたぶん他にいないだろ。
【クエストの感想】
なんか身内から思い出話を集めろって内容でした。
一応身内から擁護は入るのですが、ほぼ家族みたいなガチ身内くらいしか擁護が入りません。側近とかの話を聞くと結構ボロくそに言ってくれますし、プレイヤーからの印象を尋ねられる選択肢にも、『邪悪な神・哀れな神・よく分からない』という選択肢を用意してくれます。
ストーリーであれほど独善的な悪として描かれてましたもんね。この選択肢を見せてくれただけで私の溜飲は下がりました。
それと、このクエストで、入れなかったゼネシアの部屋に入れるのですが……

見てくださいよシンプルかつ殺風景なこの部屋を!
装飾は最低限。しかもその装飾は全て武に関連するもののみ!
お前、ただの女神じゃなくって武神とか戦神とかその辺だろ! 人類の共通敵とか生み出してたしさぁ! お前、価値観終わってるよ……
妹はもっと人類信じてうまくアストルティア世界創造してたぞ!
やーい。ゼネシアの劣等種~!(最大限の侮辱)

ちなみにこっちがルティアナの部屋です。
全体的に明るいし、おしゃれですね。まぁ植物らしい温かみがあるおかげでそう見えるだけかもですが。
それでも、ゼネシアの部屋にはない階段の装飾がありますし、中央の祭壇(?)的な周りに置かれている象徴的な置物も、ルティアナの部屋には4隅に、ゼネシアの部屋では前方に2つだけ置かれているといった違いがあります。
たぶんルティアナは心にゆとりがあったのかなと思います。
そうでなくとも、ゼネシアの心にゆとりがなさそうなのでは決定的なんですけどね。
やーい。ゼネシアの心が狭くて頑固で人間不信で独善的で一人で頑張ろうとするといつも失敗するや~つ!(超最大限の侮辱)
【というわけ。クリアしました。】
悪役は悪役のまま終わってほしいですね。
昨今の「実は○○だった」は正直お腹いっぱいです。このくらい突き抜けた巨悪の方が好きですね。
いや~ゼネシアは食べちゃいたいくらい好きです。