--これまでのあらすじ--
2022年4月、6年近くアストルティアでプクハラの限りを尽くしたナオが突如休止した。
その3ヶ月後、ナオの代わりに1人の坊主がアストルティアに現れた。その名も「伊勢宗瑞」である。
煩悩まみれのナオに一体何が起きたのか、出家の理由が今明かされる

--7月上旬--
ナオ「さぁ~~~て、今日も寝る前にだてんち◯◯の動画観よっと」
この時、私はVtuberにハマっていた。
4月に仕事が多忙になり、ネトゲ廃人生活との板挟みになったことで限界を迎えた私は、約3年ぶりにドラクエ10休止を決意した。
休止と言ったが帰ってくるつもりはなかった。
休止後の生活は予想以上に穏やかであった。
当時は多忙で帰宅が毎日22時を過ぎていたが、帰宅してもアストルティアの日課がないので好きに時間が使えたのだ。
私はリアルとティアの板挟みから解放された自由を満喫していた。
私はアストルティアと引き換えに得られた僅かな時間を動画視聴して過ごしていた。
もっと有意義に時間を使うべきだが、ドラクエ10をやめても帰宅後は晩酌タイムであることに変わりないので、頭空っぽにして出来る動画視聴は都合がよかったのである。
ドラクエ10を遊びながら動画視聴していた頃は内容がほとんど頭に入ってこないのでどんな動画でも良かった。しかし、飲んでるだけとなると面白い動画を視聴したくなり、そして1人のVtuberに辿り着いた。
その名も「だてんち○○」である。
堕天使を「だてんち」と読んでいることで興味が沸き配信視聴してみると、当人の声がこちらの脳が破壊されそうなほど甘ったるく、見事にハマってしまったのだ。
もっと知りたい、○○のことを..

仕事の大波が落ち着いた7月、
私はなんとなくだてんち○○のことを検索して調べてみた。
そしてある言葉が目に止まった。
ナオ「バ美肉ぅ?なんやこのワード、聞いたことないで」
「バ美肉」という知らない文字が気になり、早速調べることにした。
きっと調べればさらにだてんち○○が好きになるだろうと信じて
ナオ「え~っと何々、"バ"ーチャル "美"少女
受"肉" おじさん の略なのね、はいはいなるほどなるほど....ん?お、おじさん!?」
以上が私が俗世を捨てて出家し、復帰した理由です。
一応付け加えておきますが、
バ美肉であるということはボイスチェンジャーの使用を公言しているという意味で、相手を騙すネカマとは違い正々堂々としてます。
本当のことを言いますとバ美肉の意味を知った時にあることを思いついたんです。
それは一族のナオジロウをねがいのかがみできゃわわエル子ちゃん化させて、バ美肉のようにボイスチェンジャーを使って女性の声で配信や実況してみたくなったんです。
動画撮影ソフトで撮影して動画投稿までできたので、次はボイスチェンジャーソフトに挑戦したいですね。