「ルドルフとイッパイアッテナ」と言う絵本をご存知でしょうか?
簡単なあらすじは以下の通りです。
ひょんなことからトラックの荷台に
乗り込んでしまった飼い猫のルドルフ。
目覚めるとどこか遠い見知らぬ土地に着いてしまっていました。
そこで出会った野良猫のボス。
ルドルフはボス猫に名前を尋ねます。
イ「ん?俺の名前か?俺の名前はいっぱいあってなぁ」
ル「えぇっ!?(マス夫さん風)イッパイアッテナって名前なのかい!?」
イ「え…いや違うけど…(引き気味)まぁいいや。好きに呼んでもらって構わんぜよ」
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なぜかイッパイアッテナは人間の文字を読む事が出来ました。
ル「なんでイッパイアッテナは文字が読めるんだい?」
イ「飼い主が俺と別れなきゃならなくなってな。その時に教えてもらったのさ」
ル「ほえー(興奮)」
イ「オレが野良猫になっても困らないようにってな」
ル「ふむふむ(興奮)」
イ「おかげでいろいろと便利だぜ」
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イ「腹減ってるだろ。美味いもん食わせてやるよ」
ル「えっ、野良猫と言えばゴミ箱漁りじゃないのかい?」
イ「良いから来いよ」
ル「ふむふむ(疑)」
学校の給食のおばちゃんの元へ行く2匹。
イッパイアッテナは普段は出さないような甘い声で鳴きました。
「あらーまた来てるわ」
「なんでいつも同じ献立の時に来るのかしらねぇ」
「ほらお食べなさい」
2匹「やったぜ(ガッツポーズ)」
その後ルドルフはイッパイアッテナから文字の読み書きを習います。
文字が読めるようになったルドルフは
なんとか自分の家に帰ろうと奮闘します。
そして…!
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「ルドルフとイッパイアッテナ」は私が大好きな児童文学小説の一つです。
何でも来年映画化されるという事で久しぶりに読み返してみました。
とっても面白いので未読の方は是非読んでみて下さいね。