むかしむかしの物語り。
ある雪原の小さな家に
青色の髪をした小さなエルフの少女が住んでいました。
以前に住んでいた小さな村を
ちょっとしたいさかいから追われていた彼女は
誰か他の人と口をきくことが怖くて
この竜が住まう世界で暮らし始めても
誰とも関わることなく、一人で生きていこう
と、決意していました。
たった一人
癒しの呪文と、身を護るための一本の槍だけをたずさえ
青色の髪のエルフの少女はここで冒険を続けます。
それでもそんな冒険の途中
美しい風景を目にした時
やっとのことで強敵を打ち倒した時
庭に小さな花が咲いた時
誰かにそのことを話したくてたまらなくなった時彼女は
一人小さな部屋の中
小さな鏡に向かって話しかけるのでした。
その鏡は実は魔法の鏡。
世の中に存在する
全く同じ形のこの魔法の鏡同士なら
覗いた者たちがそれを通して話ができる
と、いうちからを持った不思議な鏡。
お金持ちの冒険者の中には
わざわざたくさんの揃いの鏡を誂えさせ
仲間との連絡に使っている、という評判もあるのですが
青色の髪の少女が手に入れたそれは
たまたま旅の商人が広げたこまものの中にあったもの。
この世の中に
いくつその鏡があるものやらはとんとわからず。
手鏡代わりにちょうどいい
と、少女がほんの気まぐれに購ったものでした。
この日も青色の髪のエルフの少女は
鏡に向かって話しかけます。
ほんの小さな喜び
ほんの小さな憤り
ほんの小さな期待と不安。
鏡に映る自分の像をあたかも別の少女のように。
誰に話すともなく
または誰かに話しかけるように
今日も語り続けます。
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さて、またぞろ大道芸人が何か始めましたな、的な。(;´∀`)
本来記事は一気に書き上げることが多いのですが、今は年末。
ちょいとまとまった時間は取りづらいかな、といったところでぽつぽつ初の連載形式に。
書く方も読む方も疲れないよう一口サイズを目指します!
…とか余計なこと書いてるとまた長くなる。(´Д`;)w
まあなんのことやらよーわからん、といった向きもおありでしょうが、お代は見てのお帰り。
…や、取らんけど。w
しばらくお付き合いのほどお願いいたします。m(__)m
そしてここのところの冒険のお話
おとといの夜かな?
幻想画「一喜一憂」と遭遇。
ダリの絵みたいでなかなか好きな空間。
この日の報酬はきんかいとかなにかそんなこまごましたもの。
金箱からは小さいメダル10個。
実は4日の日中にも、ちょいとログインした拍子にフレリストで幻想画空間に居るフレを見つけ、色々推理したり足取りを追って辿り着いてました。w
(素直に聞けばよかろ…って時間がなくてお忍びだったんじゃ…。)
この時は「一触即発」。
ナカノヒトはバラモスさんでした。
空気読まずに戦士で特攻んでしまいましたが(他はパラ・魔・僧)、コチラもはっぱ2枚使ったからまあ勘弁。(;´∀`)
しかし毎回思うけどコレ。
わざわざ駆けつける割には報酬がビミョーなんだよなーー。┐(´д`)┌