クマトンベェの冒険日誌

アグラニの配信クエをクリアしました。

お使いが多かったかなぁ（それもただそこへいくだけの）。まあ配信クエはいろんなバリエーションがあるほうがいいのでこういうのもいいかと思います。お話しとしてはまあまあ意外性もあって、良かったと思いますが、意外性の演出と言いますか、伏線をさりげなく張ることは出来なかったのかなぁ。もしくはミスリードがあるとよいか。ルルナの性格に踏み込むあたりの深さもあっさりしすぎていてなんだか唐突な印象があります。

ドラクエは簡潔な表現でプレイヤーの想像力をかきたてることを徹底しているゲームだとは思うのですが、これは、上で書いたようなエピソードの処理というレイヤーとは別のレイヤーだと思います。簡潔な表現であってもエピソードの布石を打つことは出来るはずですからね。

もともとドラクエってわりと深刻なエピソードもあっさり処理しすぎちゃってる傾向にありますし、そもそも掘り下げようとすると、物量としてのテキストの量が増えちゃってプレイヤーによっては疲れちゃうから、こういったレイヤーであっても簡潔に流すのがドラクエの処理の仕方、ってことなんだなと感じました。これはリメイクでドラクエ５をやりなおしたときにも、こういうことを思ったのですが、これはぼくが大人になって理屈っぽくなったからかもしれませんね。

なんだかわかりにくい感想になっちゃいましたが、まあ、面白かったですよっと。