8月27日に発表があり、9月2日に値上げのあったプレイステーション5。
ネットでも大きな話題になった出来事でした。
皆さんはこのニュース、どう感じたでしょうか?
僕はいろいろ思うこともあり、この日誌を書こうと思いました。
なかなか時間がとれず、形になるまで時間がかかりましたが、
本日アップさせていただきますね。
それでは、スタート!
まずは、事実のおさらい。
この度、PS5が値上げされました。
これは日本のみの値上げで、公式理由は、
「昨今の世界的な経済情勢の変動などの厳しい外部環境を受け、当社ビジネスへの影響を踏まえ、このたびの決断」
とのこと。
値上げ金額は、公式サイトに掲載されましたが、そこには値上げ前の価格はなし。
値上げ幅がわからず、このあたりもユーザーに対して真摯じゃないなと、僕は思います。
一部の値上げ幅を見てみると、(すべて税込み)
通常モデルが、66980円から 13000円の値上げで、79980円に。
ワイヤレスコントローラーが9480円から 2000円上がり、11480円に。
今回で実質3回目の値上げとなり、この4年で 25000円の値上げとなります。
2020年11月 54978円(発売当初)
2022年08月 60478円(1回目の値上げ)
2023年11月 66980円(2回目の値上げ新モデル→縦置きスタンド別売に)
アメリカでの価格は今回据え置きで、499.99ドル。
1ドル160円換算だと、だいたい今回値上げ後の金額にはなりますが(税込みで計算)、
ビックマックが5ドル以上するアメリカの物価水準を考えると・・・どうなんでしょう?
これからPS5を買うとなると、
ハードだけで8万、縦置きスタンドで4000円、
兄弟姉妹がいてコントローラーをもう1つ買えば11500円追加(最初から2個搭載モデルは9万円)、
そしてソフト1つ買って、オンラインするためPSプラスに加入すれば、
楽々10万を超えてしまいます。
これは子どもでは買えないし、子どもが親にねだるにしても、
親も おいそれと出せる金額ではないでしょう。
バイトできる年齢の子どもにとっても、楽な金額ではありません。
ゲームって、まずは子どもが触るもの、というのが僕の考え。
ゲームで育った子どもは大人になってもゲームをするし、ゲーム業界へ進んでもいく。
それがなければ、ゲームの未来は先細るばかりです。
プレステは、子どもたちへ普及することを諦めたのでしょうか?
いくつかの仕様を外して、なるべく価格を下げたモデルを作るなどといった考え方はなかったのでしょうか?
それとも、もうゲームをするためのハード普及は辞め、PCやモバイルから遊んでもらう道を選んだのでしょうか?
もしくは根本的な考えとして、今の日本人に8万は高くないと思ってるのかしら?
PS5は確かに高性能ですが、すべてを考慮して PS5に8万の価値があると思っての値上げなのでしょうか?
世界では売れているPS5。
日本のシェアは1割ほどなので、日本をそれほど重視していないからの今回の値上げ!?
ネットではこういう声も耳にしますが、ソニーの本音はいったいどこにあるのでしょうか?
今晩11日0時に、PS5テクニカルプレゼンテーションが配信されます。
たぶんここで、PS5プロの発表があるのでしょう。
この内容である程度、ソニーの考え方がわかるかもしれませんね。
この配信、英語のみの配信で、日本語は吹替も字幕もなし。
日本軽視と言われてしまうのも仕方ないかもしれないですね。
もしかしたら、プロの発売は日本では欧米より遅れるからなのかもしれませんが・・・
(まあそれ自体が、日本軽視ととられかねないですが)
最後に、同じくゲームハードを出している任天堂。
こちらは、今年度中にスイッチ後継機の発表が行われる予定です。
その価格がいくらになるのか、それが今は気になります。
任天堂の考えとして、子どもたちが手の出せない金額になることはないと思いますが、
さあ、どうなるか??
今後のゲーム業界にかかわることなので、けっこうドキドキしている僕がいます。