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次世代子分

ウクレ

[ウクレ]

キャラID
: AY181-108
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: スーパースター
レベル
: 138

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ウクレの冒険日誌

2025-05-05 20:34:43.0 テーマ:その他

電車で起きた5分間【徒然】

GW特集として、GW後半から毎日アップしてる徒然日誌。
いつも日常日誌は書いてますが、それ以上に、ちょっとエッセイ的な内容。
【徒然】の入ったタイトルが目印です。

どうぞ興味ある方は読んでみてくださいね☆

さて、今日のテーマは・・・




田舎の電車はのんびりしている。
駅に停まっても、数名が乗り降りするのみ。
静かに開いて、静かに閉まるドア。

でも、その日はちょっと違っていた。

今日の日誌は、電車で起きた5分間のお話。
リアルで僕が見たことを、徒然なるままに書いてみようと思います。





めったに電車には乗らない、田舎での僕の生活。
それでもたまには、ちょっと遠出をするときもある。
そんな時は、スマホをいじるか、本を読むか。

ちょっと前の、春になりかけのある日。
この日僕は、数名しか載っていない車両の端の席に座って、本を読んでいた。


乗ってから数駅後、小さな駅で、ガヤガヤ乗ってきた高校生らしき女の子10人くらい。
部活の朝練終わりなのか、ビンク色のジャージに大きなバッグ。
選び放題のがら空きの席に、思い思いに座りだしたようだ。

本から目を上げなかった僕だが、彼女たちが奥のほうの席に座りだすのがわかる。

僕の座ってるところからは少し遠いけど、それでもうるさくなったら、
本読めないなぁと思ってたら、案の定、窓の外見ながら騒ぎだしたようだ。



 誰か忘れてない? 
 あれ、エミのじゃん!



そんな声につい、声のほうに目を向け、その後窓の外のホームに目を向ける。



 急がないと!
 あ、あ、あ~っ!!



彼女がエミというのだろう。
背が高く、元気そうな短髪の女の子が、駅のホームに忘れた荷物を取りに行こうとした矢先、
電車のドアは閉まり、ゆっくり動き出したのだ。

他の数名の乗客の、心配しつつも、さてこれからどうなるかという好奇心を浮かべた顔が、
一斉に女子高生たちに向けられたのを、僕が見逃すはずがない。


電車は順調にスピードを上げていく。
女子高生たちはとりあえず席に座ったようだ。



 着替えしか入ってなかったの?
 大事なもの、入れてなかった?



部長かな?
リーダー格の、しっかりした感じの女の子が、エミちゃんに聞いている。


荷物諦めるのか、駅に連絡するのか、それとも戻るのか。
まさか、エミちゃん1人が戻る?

勝手に次の展開を想像する。
さぁ、彼女たちの決断はいかに・・・



電車は次の駅にまっしぐら。
車内も静かになってきた。

僕のところまで、女子高生たちの声がはっきり聞こえなくなった。
読書に戻ろうとしたとき、次の駅のアナウンスが響く。



 さ、エミ降りるよ。
 34分に電車来るから。



大きめの、強い意志の感じられる声が聞こえた。
時計を見ると、29分。
そっか、あと5分で反対方向の電車が来るのか。
短い時間で調べてたんだね。


いつの間にか電車はスピードを落としており、駅のホームも見えてきた。
エミちゃんだけ降りるのかなと思う間もなく、



 さ、みんな降りて、降りて!



さっきのリーダーの声がした。
そのときに初めて、僕はしっかり彼女たちに目を向けた。
他の女子高生たちの顔が見たくて。
不満顔してないだろうかって。


ドアが開き、たった5分いただけの電車から降りていく彼女たち。
重そうな大きなバッグを下げ、入ってきたときほどのテンションではなかったけど、
それでも元気に話しながら降りていく。
不満顔の女の子は一人もいなかった。


静かになった車内。
電車は何事もなかったかのように、女子高生たちを置いて動き出す…。



今頃、次の電車に乗れてるかな。
バッグはちゃんと、1つ前の駅にあったよね。
今度こそ忘れずに、そしてこの思い出もしっかり携え、電車に乗れているといいなって思う。




こんな、電車での5分間のお話。
徒然なるままにPCに向かいて、そこはかとなく書いてみました。




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