クロムの冒険日誌

こんにちは、クロムです。
ログインしてからずっとチムチャが無言だったり、ヒレさんがひとりで喋っていたりしてかなしい。
そう……所詮、僕は深夜に入ってヒトとは遊べない身、インしても空気が悪くなるだけなのだ……。
ならばいっそ、存在しなければ。
使った事はないがこのゲームには謎の「ログアウト表示」「非表示」という機能がある。
もういいじゃないか、僕がいなくなる事でみんなが楽しく遊べてヒレさんがひとりで喋っていたりする事がなくなるなら。
そんでログアウト表示でログイン。
いしころぼうしというか透明人間というか、なんかそんな気分だ。
チムクエをやろう、誰にも気づかれる事なくひっそりと善行を積もう。
てやってたら、ログアウト表示だとチャットが使えないことに途中で気付く。
……さみしい。
無駄におしゃべりなのにおしゃべりできないのめっちゃつらい。
偉大なるぼっちの先人NOBITAもいしころぼうし被った時は最初楽しんでたけどそのうち孤独に耐えられなくなってたっけ。
今まさにそんな感じ。
ただチムチャは普段より楽しげに見えた。
ならばよいのかもしれない。
そうだ、ふくびきがたまってる。
ふくびきをひこう。



見つかりました。
気づいたら背後にブルーレット。
バカな……写真部部室の石でズワルドに会いに来ただけなのに……なぜここに!?

ブルーレット「うちの前だよwwwww」

ここまで完璧にログアウトを装ってたはずが……慣れないことはするもんじゃないな(´Д｀)

一度ログイン表示に切り替えてすごすごと顔を出す僕カッコ悪い。

りゅうさん「リーダーは悩むもんさ。おれも昔さびしいって思った時はあったけど、リーダーはただみんなが楽しそうなのを見守るだけでいいのさー」
りゅうさん「だけどその時はちゃんといなきゃな」

りゅうさん……今日はのんでないの？

りゅうさんのリーダー論にじーん。
でも僕は……

りゅうさん「あ、話ぜんぜん別だけど」

？

りゅうさん「今おれルリカさんやとってるけどオーガだぞー♪」

！

オーガになる事を恥ずかしがる系オガこであるルリカがオーガ。
それを聞いたら僕も、意味もなく借りました。
ほほう……これはなかなか……！

        勝手にくよくよしたりもするけど、皆は優しいし、みんなとやっぱり関われないのはつらい、と気付きましたログアウト表示。
それに、僕には大切なものがある。


おっぱい。



……すみません、嘘です。