ストーリーを進めることにすっかり夢中になってしまって、おはなし感想広場の存在を忘れていました。
ココならネタバレも気にせず感想を言えたのに、もうバージョン4の最初らへんとかの内容は凄く大雑把にしか覚えていないですしどんな感情を抱いたかはすっかり忘れてしまいました。
ただ、とりあえずバージョン4のスレッドにあった「ムービー中の主人公が不自然なくらい弱いし何もしないしで不満。」というのはずっと私も思っていることで、何ならバージョン3から思っています。
この間の「な、納得がいかん…」って記事にも書いたんですけど、なんでそんな簡単にくたばってしまうの…?って思うシーンが多いのですよね。
かと思えばバージョン4.0でドミネウスの魔法弾を大ジャンプで躱したり、キュロノスの翼の矢を紙一重で躱し続けたり、キュロノスへのとどめの攻撃で歴代勇者よろしく一跳び等速直線移動できたり…。
生き返しを受けてから、ずっと苛烈になっていく闘いの日々に身を置いているのだからもうちょっとやそっとの事態には心不動でたやすく対処できるカッコ良い姿をこちらは求めているんですよね。
主人公がちょっと動けば防ぐことのできたアクシデントや悲劇もかなりあると思うのですが、ここでいつも棒立ちなことに不満を感じている人は私だけではなかったようです。
そしてバージョン5ですが、主人公が魔界のために動いていることに少なからず否定的な意見もあるようです。
また、兄弟姉妹はどんな気持ちでマデサゴーラを大魔王にしアストルティアへの進行を傍観していたのかって疑念も多い印象でした。
魔界の連中はこれまでアストルティアを侵略することしか考えていなかったくせに今更虫が良すぎるという声もあります。
うーん、確かにこういう気持ちも分かるんですよね。
どれだけ悲惨な成り立ちの過去があったとはいえ、エテーネの村を滅ぼされたり祖国グランゼドーラをめちゃくちゃにされ最愛の兄を失った被害者が実際に目の前にいるわけですからね。
マデサゴーラに関しては、アストルティア憎しで侵略したというよりは、劇中で語られたように自らの芸術の誇示の為に来たようなもので、グランゼドーラをそのまま廃墟にできたのにしなかったのはそもそも武力での侵略に美学を感じていなかったからなのかもしれません。(とはいえ偽の世界で塗り潰されれば侵略と変わらないんですが)
なのでプレイヤーもマデサゴーラを極悪人と思ってる人はあまりいないようでむしろ愉快な大魔王みたいに思っているらしいです。wikiによると。
今は主人公が大魔王なわけですし、全て終わったら当代の魔王達にしっかりこれまでの魔界の非とアストルティアへの協力・貢献を約束させることでこれまでの禍根を絶つことができればいいのではないでしょうか。
そもそも話を聞く限り、明らかに突然現れて魔瘴だらけの死の土地に変えて女神を以てしても切り離して隔離するしかない世界にした闇の根源が一番悪いわけで。
闇の根源倒して万事解決とはいきませんが、とりあえずコイツさえ倒せば問題の半分は解決するんでは?