昨日のDQXTVにて聖守護者勝利時のタロット使用回数が明かされました。
え?罪人上位?死神ドコー?
恋人!?え?せめて悪魔とかじゃなく?
いろいろざわついているようです。
これはデータのとり方に非常に問題があるのでこれをうのみにしてデッキを作ってはいけないというお話です。
主な問題2つ
・アルカナとモンスターの組み合わせでカウントしている
・使用回数のみでカウントしている
まず後者について、魔王のいざない対象カードは当然ながら他のカードより使用回数が多くなる。また、優先して使いたいカードを設定し、逆に魔王以外のカードは使用前に捨てられることすらある。
スウィートバッグは手札に残って再使用したら、キングエレファントは効果発動して殺されなければ2回使用したことになるのでカウント数が増える。およそ1.7倍が期待値。
余計にカウントされるんだから実用度より高くカウントされるのは当然という話。
そしてアルカナとモンスターでカウントしてる点。
例えば死神や正義は塔に次ぐ有効カードで使用率が高い。
そのため三悪魔やデュランの候補になる可能性がある。当然スウィートバッグやキングエレファントになることもある。よってカウントが分散される。
逆に罪人は正義や死神に比べて弱いカードなので三悪魔やデュランに入ることはない。攻撃タロットをなるべく入れたい場合妥協枠としてスウィートバッグ等に入ってることが多い。よって死神や正義に比べて集中するため順位が上になる。
また、恋人ミケ恋人スミスが上位な理由の考察。
悪魔恋人魔術が比較枠。
モンスターで言うとミケスミスは「魔王やバッグ、エレファント等重要でないどうでもいいアルカナをあてるモンスター」。
魔術はバッグ、人によってはエレファントに入れる2回出て意味あるカード。逆に恋人はそれらに入れることはないので集中してデータ上数が増える。
また、悪魔と恋人を比較した場合恋人魔術コンボでも考えなければ相手のドラゴンビート率が高く、味方と違って死ぬ可能性がないため悪魔のほうが優れているのは明白。
となるとネクロバルサ等2枚オーラ枠や人によってはいざないに悪魔を入れることもあり、常に余り枠に入る恋人のカウントが増えた可能性が高い。
結論としては最初に述べた通り、このデータ通りのデッキを作ってはいけません。
細かいデッキは私は占いやってないので各ブログなり自分で考えるなりしてください。
昨日のTVでもはっきりしたけど、データを取ってるのが「運営」主導で「開発」が求めたものじゃないから色々食い違うんですね。
過去のGP分析とか国勢調査分析であった違和感の謎が少し溶けた。
まあ、開発側もなんで罪人上位なの!?って気にもしない人達ので開発側がデータ取り発注してもあまり変わらないのか。
私なら勝利時デッキに入ってるアルカナ数、モンスター数ランキングをそれぞれ取りますね。
追記
よく考えたらこれでも問題ありますね。
例えばバラモスブロスは1枚カウントなのにスウィートバッグは5枚カウントできるため魔王カードが下位になるおかしなデータになっちゃう。
やるなら勝利者の各アルカナ、モンスターの採用率かな。
塔 100%
死神 98%
女帝 0%
バラモスブロス 99%
デュラン 90%
レジェンドホース 30%
みたいな感じで