ぎのらんの冒険日誌

魚魚王というプレーヤーイベントをやっているらしい。
プレーヤーイベントとしては規模が大きくて参加者も多く、結構有名との事だ。
詳細がわからないので、イベント告知を頼りに、物見遊山がてら行ってみた。

現地に行くと、いるわいるわ、釣り師達が岸壁にズラリと並んで大物を釣っている。

これを見て思い出したのが、昔FF11でやっていた釣りの事。（ここから先はFF11のお話です。）
2008年頃だったかな、FF11でも釣りが盛んで、その時は「マウラ」という村から「セルビナ」という村まで機船が運行されていた。
その機船の船首から船尾の両舷にビッシリとプレーヤーが並んで釣り糸を垂れていた。
目的は、絶対に折れない釣り竿「恵比寿釣り竿」を作る為のアイテム「剣の枝」を飲み込んだ魚「ググリューサウルス」を釣る事。
この魚、なかなか釣れない上に、肝心の「剣の枝」が出る確率が0,4％と恐ろしく低かった。
オマケに機船が航走している間の10分間の間に釣らないといけない。
ただの交通手段の船が、漁船と化していた。

その光景が、今回のドラクエ10の「魚魚王」の釣り師とそっくりで、ゲームは違っても、やってる事は、昔も今も変わらないなァと思って微笑ましかった。

調子に乗って、もう一つ、そのFF11の機船の思い出話。
先の話は、2008年頃だが、そのもっと前2005年頃は、機船で釣りなんて考えられなかった。
あの機船、時折Lv60位のモンスターや、海賊船の襲撃があって、のんびり釣りを楽しめるのは、Lv75の廃プレーヤーになってからだ。
彼の「恵比寿釣り竿」も実装される前だったからこの機船にLv75のプレーヤーが乗船している事は珍しく、大半はLv10台のプレーヤーばかりだった。

「マウラ」という村の周辺でLv10〜13まで上げた後、次のレベル上げの場所「セルビナ」に向かうのに、この機船を利用するわけで、みんな意気揚々船に乗り込んで行く。
出航してから、甲板で気持ち良く景色を楽しんでいたら、突然「Sea Horror」というLv60のモンスターに襲われる。
Lv10や15のプレーヤーが束になっても敵わない。範囲攻撃で一掃されてオワリである。
もっと酷いのは、絡まれた奴が、逃げ場を求めて船倉に逃げ込んでくる時がある。
こうなったら最悪だ、結果、目的地の「セルビナ」の浜辺には、戦闘不能者が死屍累々の有様。
運良く、白魔道士が居れば起こしてくれるが、そうじゃ無い場合は、セーブポイントに強制送還の選択肢しか無い。

２時間ほど無駄にした上、レベルも下がって、踏んだり蹴ったりとなる。

ちょっと「魚魚王」のイベントを見てたら、色んな事を思い出してしまった。
よくよく考えたら、あれからもう20年経つのか‥
　

FF11の機船と同じ光景だ！
時代もゲームも違うけれど、釣りは変わらない。