だいにぃの冒険日誌

好きな飲み物はバナナオレです
でも本当はおしるこの方が好きです。

あ、ども
だいにぃと申しまっすテヘ

まだドラクエ始めて半年の
ヒヨッコちゃんです？ピヨピヨ
実は最近チームに入ったんです

そうチーム…

うんあれは確か20数年前…

当時まだｷｬﾋﾟｷｬﾋﾟ☆（ゝω・）v
していた俺は
何も分からないままヴァナディールの地に降りたった
国産初のMMORPGと言ってもいいFF11である
オンラインゲームなんてものが当たり前になる前の話だ

当然他人とチャットなんてしたことがない俺…
だがキーボードはなんとか打てた
いや…打てるように1人で練習したと言うべきかな
あらゆる会話をシュミレーションしたさ

好きな色は黄色です、とか
好きなバナナの産地、とか
好きなバナナオレの俺の飲み方、とか
もしかして本当はおしるこが好きですか？
等々

もうありとあらゆる会話を想定して
1人でキーを叩いたよね
でもいざ他のプレイヤーの前に立つといつも緊張のあまり
しぐさ(のようなもの)だけして逃げ出していた…

そう、あの日が来るまでは…

その日もぼっちな俺は
いつものように1人でゴブリン退治をして
「俺つぇぇぇ！w」していた

だがその日は違った
なんと5匹のゴブリンに囲まれてしまったのだっ！

5匹のゴブリンにタコ殴りにされる俺

「やべぇ…死ぬ」

そう思った時だった

??「私の後ろに隠れて！」
??「ケアル！」

そう言って彼女は俺を回復すると共に
一瞬でゴブリン達を蹴散らしてくれたのである

そう
これが俺とナイトのShizukaさん
(推定年齢27歳、推定職業OL)との
初めての出会いだった

静「大丈夫だった？」
静「1人で冒険してるの？」
静「よかったらレベル上げ一緒に手伝うよ？」

たぶんそんなことを言っていた気がする
俺はと言えば初めて話かけられた戸惑いやら
嬉しさやら静さんのカッコ良さに圧倒され
やっと打てたチャットが

「はい」

だけであった

だけど静さんは優しく
そして冷静に
俺の次に続く言葉を待ち続けてくれた

静「もしかしてチャット慣れてないかな？」
静「大丈夫だよゆっくりでも(^^)」

俺はシビれた
そして全力で静さんに惚れた
一瞬で惚れた

その日から俺と静さんの二人の冒険
いや、俺の本当のオンラインの世界が始まったのである

俺は翌日から毎日静さんと組むようになった

そしていつしか
二人だけのチーム

「ハートブレイク」

を結成したのである

それから半月もした頃だろうか
チャットもだいぶ上達した俺はいつもの様に静さんと
何気無い会話をしていた。

静「だいにぃ君は何の職業になりたいの？^^」

俺「暗黒騎士！」

即答だった
当時厨二病全開だった俺は
黒い鎧で暗黒剣を使う
ブラックヒーローに憧れていたからである

しかし静さんの反応は意外なものだった…

静「暗黒騎士ぃwww」

俺「え？」

静「ごめん私用事あるから落ちるw」

俺「ちょ、待てよ」

その日を境に
静さんがインすることは二度と無かった…

俺の心は文字通りハートブレイクした

俺は夕陽に叫んだ
俺「しずかぁちゃ〜んっ！」

その後俺は荒れた
俺の心は荒んでいった

街中でエル子ちゃんをナンパしてドライブしたり 変なうさぎ女と対決したり
カウボーイになって
シェーンカムバックよろしく
しーずかッ！カムバーックッ！と町中で叫んでみたり ふぅ

本当にひどい有様だった

その事件から1年…俺は悟った

待っているだけじゃダメだ
またあの楽しい日々を送るには自分から動かなければ…！

俺はありとあらゆる人に声をかけまくった
あらゆるオンゲーで20年間チームも作って来た

あの時何故静さんが暗黒騎士をディスったのかは
20年以上経った今でもわからない…(いやマジで)

だか一つ言えることは
静さんが俺にオンゲーの楽しさを
教えてくれたのは間違いない

つまり
何が言いたいかって？

うん

いやぁぁチームって良いなぁっ！！
チームは家族！
そうファミリーなんデス！

ファミリー！
大家族！
渡津家サイコー！
ビッグダディ…
否っ！ビッグダィニィって呼んでください！

あ、ごめんなさい
チームでは1番弱々な末っ子でしたﾃﾍﾍﾟﾛ

うちのチームもぐもぐスコップ団のリーダーは
マザーヴリ団長だ！

そこの貴方！
心に穴の空いた貴方！
ハートブレイクした貴方！
もぐもぐスコップ団に入って
心の穴埋めませんかぁっ！？

え？穴なんか開いてない？
なら私達と一緒に穴掘りしましょう！！ホリホリっ

貴方の入団お待ちしておりますｗ