#毒しかないので読まないほうがいいと思います
アスフェルド学園は、リリース初日に「廊下に立つ」を取ったところで放り出し、その後ほとんど(というかまったく)やっていませんでした。面白さがまるでわからなかったからです。
このほど「ぞうきん掛け」と「勉強する」を取るためにやってみたのですが、面白くないというより、不快すぎて、やるんじゃなかったという後悔しか残りませんでした。
まず酷いと思うのがワンパターンのゲーム展開。キャラが集まり会話をsる→ものを探す(そこらですぐ見つかる)→解錠して戦う→キャラが集まり会話をする……最初から最後まで、完全にこの繰り返しでした。11話くらいから会話シーンがムービーになるだけですね。
その会話シーンも酷過ぎる。発生している出来事について、登場人物全員が何か発言するのですが、その発言にほとんど内容がなく、無駄に長い。うんざりして途中から読まずにAボタンを連打することにしたのですが、読まなくても話が通じるくらい、本当にどうでもよかった……
そして意味不明なストーリー。目の前にドラキーを連れた仲間がいるのに、自分は魔族だから人間とは相いれないのだと去って行こうとする馬鹿っぽい仲間……別に引き止めたくなかった。
話の要になっている「願いの少年」の扱いも最悪だと思う。何一つ悪いことをしていない少年を、一方的に悪者扱いして追いつめ、暴走させ、「予言が成就した」なんてことを言う。こんなの自作自演、マッチポンプじゃないですか。なぜ、この連中の片棒を担がなきゃいけないのか……
恋愛ゲームとしても最悪だと思う。キャラとの友好度を高める方法が、プレゼントのみ。それもフウキ対策室で全員が立ちん坊になってるところで貢ぎ物をするだけ。こんな手抜きシステムなら恋愛ゲー要素は不要だと思う。
キャラ個人の部屋に招かれてからも酷い。寮の前に立ってる娘から会話のネタを見繕ってもらわないとお話もできず、会話レベルが上がるとその娘から強引に呼び出しがかかる。何がしたいんだこれ。
会話レベルが4から上がらないと思えば、複数キャラと親密にならないとレベルを上げられない仕組みですって? ……しかも、全員とマックス仲良くならないと報酬のエプロンを貰えない?
ちょっと待って、恋愛ゲームの類いは、キャラと仲良くなることがご褒美であって、仲良くなった結果もらえるものを目当てにするようだと、ゲームそのものを台無しにしかねない気がするんですけど。エプロンもそうですが、フウキのつばさを屋外で使えるようにするにも、誰かと親密にならなきゃいけなくて、それ目的でやったら下心になってしまう。
そして何より納得がいかなかったのは、ドラクエ10の世界観から逸脱したこのコンテンツのために、装備だのコマンド順だのさまざまな情報がセーブされてるってこと!
職業ごとに宝珠の状態をセーブしたいなどの要望に対して、運営は二言目には容量が、などと言うわけですが、学園のためにはできると?
こんな苦労して学園のエンディングを見たというのに、しぐさ書「ぞうきん掛け」は部活動をやらないとだめ? しかもへんな制限がついてるから、4〜5ヶ月やらないと達成できそうもない。うわ、もう学園なんか見たくないのに……
……などなど、今更ですが、不快感しか残らず、やらなきゃよかったです。今となってはルーラ石すら見たくないのでどうにかして消せないものかと本気で悩むほど(笑)
猫集めゲーム同様、学園はもう二度と見たくない。雑巾掛けは諦める。エプロンもいらない。むしろドラクエ10そのものを引退したくなってきた……とんでもないダメージだった……