わたしは今から恐ろしい話をしなければなりません。
釣りレベルが15になったわたしは新しい釣り道具をそろえ、いままで釣れなかった魚を釣るために世界を渡り歩いておりました。
そしてその中には神聖な宣誓の滝も含まれておりました。
そこにはどうしてもつれない「主」がいるという噂があったのです。
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夜中、人目を忍んでやってきて、わたしはみごと「主」を吊り上げました。
それは巨大なおおなまずだったのです。
ああ、わたしはこの神聖な場所で殺生をするということの意味を、愚かにも全く考えていませんでした。
人には踏み入ってはいけない領域があるのです。
浅はかなわたしは無造作にその領域に踏み込みました。そして報いを受けたのです。
「主」のたたりにより、わたしの顔はみるみる崩れてゆき…
見るも恐ろしい…
こ ん な 顔 に !!
反省・・・。
人を笑いものにしてはいけませんw。
しかし、本当の恐怖はこの後にあったのです。
わたしは見ました、おおなまずを釣ったところよりも100メートル以上深いところにうごめく魚影を。
そう、本当の「主」は別にいたのです。
わたしの戦いは終わったわけではなかったのです。