レイジーラナの冒険日誌

　　　　なんでメタルキングから
　　　　貴方たち二人が逃げ出してるのよ！？


三門付近


　　　　　・・・ハァ・・ハァ・・ハァ


ゼフィ「・・・大丈夫か？
　　　　リアさん高速で倒して
　　　　俺達に経験値入ってないか？」

ラナ「・・・なんとか
　　　私たち助かったぽい」


　　　　　　何してくれてるのよ貴方たち！？


リア「なんで　せっかくメタルキング呼んだのに
　　　逃げ出してるのよ！？」

リア「左スティック下に倒した瞬間
　　　流れるようにオートランかましたみたいな
　　　ベテランも顔負けな逃げ決めやがって！？」

ゼフィ「・・・ダメなんですよ
　　　　俺達には・・メタルキングとか特に」

リア「・・・どういうこと？
　　　そんなこと言うやつ初めてなんだけど？」

ラナ「・・・私たち


　　　　レベル上げちゃ
　　　　いけないんですよ


　　　　　　　　　　　　どうしたのかな？
　　　　　　　　　　　　春になって　いよいよ
　　　　　　　　　　　　頭がおかしくなってきたのかな？



　　　　ラナは　その理由を告げる


リア「・・・（絶句）」

リア「・・・


　　　　　　　　・・・エンゼル鎌スパ？


ゼフィ「それを機能させるために
　　　　レベル９９以上あげられません」

ラナ「スーパースターの
　　　レベルが１００になった瞬間
　　　私たちはメイン様から消されます」

リア「・・・」

リア「・・・・・」

リア「・・・・・・・」


　　　　　　なんて痛い設定を演じてるの
　　　　　　この子たち！？


リア「（・・・どうしよう！
　　　　ドラクエ１０発売日から始めてるけど
　　　　会った事ないよ！　こんな子たち！？）」

リア「（これって本気で説教した方が
　　　　いいやつですか！？）」

リア「（・・・ちがう・・価値観なんて人それぞれだし
　　　　否定しちゃいけない・・否定しちゃいけないんだ！？
　　　　・・・ダメだよ！痛い子たちなんて言っちゃ！？
　　　　この子たちも必死に生きてるんだから！？）」

ゼフィ「・・・リアさん？」

リア「でも　エンゼル鎌スパでしょ？
　　　でも　それって


　　　　もう
　　　　くちぶえ遊び人の方が
　　　　効率良くない？


　　　　　　　　　　　　　・・・それ僕らに
　　　　　　　　　　　　　１番　言っちゃいけないやつだ



ゼフィ「消される！
　　　　くちぶえ遊び人のせいで
　　　　俺達は消されるんだあ！？」

ラナ「いやだあ！消えたくない！！」

リア「落ち着いて！
　　　私が悪かったから
　　　とにかく落ち着いて！？」

リア「大丈夫だから！
　　　エンゼル鎌スパと
　　　くちぶえ遊び人が組めば
　　　最強だから！？」

ラナ「・・・


　　　　　　　・・・本当に？



リア「ちゃんと需要あるから
　　　消されないよ！（やけくそ）


ゼフィ「・・・よかった
　　　　僕らに存在意義がちゃんとあったんだ」

ラナ「・・・私たち生きていける」

リア「・・・（疲れた）」

ラナ「お騒がせしました
　　　冒険を続けましょう」

ゼフィ「今日で行けるところまで
　　　　行きたいな」

リア「う・・うん」


　　　　　　　旅を再開した３人


リア「（・・・あれ・・でも・・たしか


　　　　　　・・・ガーディアン
　　　　　　レベル１００スタート・・だったよね