というわけでこんだけ練習して誰も来なかったらどうしようと不安になっていた訳ですが、蓋を開けてみれば沢山の人にいらしていただけて、ホント嬉しかったです。皆様本当にありがとうございました。
というわけでお礼も兼ねましてちと小話を。

今回のテーマですが、ずばり先住犬が教えてくれたこと、でした。
生まれつき病弱で心臓にも持病がある子でね……
ボクも幼かったから一杯酷いことしました。
でも優しくて強くてね。

お医者さんにもう今日でお別れだろうって感じで言われたとき……
「明日もう一度行って、お医者さんびっくりさせてやろうな」って一晩一緒に過ごしまして、ホントに一晩乗り越えたんですよ。
お医者さんも実際ビックリしてて。
んで、車の中で母とこれからどうやって交互に看病していこうかって話してる中、安心したのか息を引き取りました。

心配だったらしくしばらくずっと気配があったんですよ。
夢に出てきたりしてね。
毎日泣いてたんですけど、これじゃいけないってね。
そんな時にこの曲聴いて、じゃあ最後にもう見えないけどお散歩行こうか、って。
それで心臓悪くて目一杯走れない子だったんですけど、一緒に走って、笑って、泣いたら気配消えてました。

ということで、節目の誕生日にコレ持ってきたのはとっておきだったのです。
縁起でもないって言われるかもですけど、想い出って絶対消えないってことの証明をしてくれたので、ボクも証明したくて。
一応、演技の筋としては、先代犬との出逢い、別れ、そしてまた新たな出逢いと想い出に感謝、みたいな流れで作っていきました。
観てくださった方にそれが通じてたらいいな、と思いつつ……
今一度、心の底からありがとうと、今までボクに関わってくださった方々、そして先代犬、そして今いるわんこに伝えることで締めの言葉とさせていただきますね