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自宅の菌類

アオマリモ

[アオマリモ]

キャラID
: RU977-303
種 族
: ドワーフ
性 別
: 男
職 業
: 魔法戦士
レベル
: 130

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アオマリモの冒険日誌

2023-08-21 19:24:29.0 2023-08-21 19:27:56.0テーマ:その他

街談機関 その7「勇魔跳梁」16


 ホレイスの伝令が続く中、部隊員たちに再び衝撃が走ったものの、これもまたすぐに落ち着いた。想定外の事態が続いても、立ち直りが早い。よく練兵された集団だった。

 「本隊はレンガ地形を避け、作戦本部と合流しつつ沿岸部に向かう!!途中、呪術王配下の魔物の出現も予想されるため、迎撃しつつ移動せよ!!移動経路はガリンガ以下各部隊長へ伝達、作戦本部指示に従い進軍!!以上、各部隊長、陣形指示へ移れ!!」

 「陣形指示、了解!!四部隊直列、四方迎撃陣形で進軍する!!隊列順は先頭よりガリンガ隊、ルーニー隊、トヨホロ隊、ホレイス隊!!各方陣の外二列は槍兵、剣兵で固め、呪文職は方陣の内へ回せ!!各部隊、方陣を組め!!」

 「方陣了解!!ガリンガ隊、先頭へ出ます!!」

 「ホレイス!!遊撃隊だけじゃ横撃防御し切れん!!<肆>を一つか二つ防御回せ!!」

 「了解、ルーニー隊より肆長アインス、ピャストの<肆>を横撃防御に出す!!」

 方針が決まった後の部隊員の動きは迅速だった。俺にもよくわからない専門用語が飛び、素早く陣形が組まれていく。
 オロオロと左右を見回す俺に、仮面バスターが指示を出す。

 「沿岸部までの遊撃隊の役目が決まった!!!四部隊が長方形で進軍することになったから、俺たちはその周りを走って敵の襲撃に備える!!魔物を見つけたらまず俺に知らせろ!!報告後に魔物を片っ端から迎え撃て!!余裕があれば本隊に聖水回して回復させる!!この間、俺から半径一メートル以上離れるな!!以上、質問は!?」

 「ないっす!!」

 大分いっぱいいっぱいだったけど、とりあえずやることはわかった。わかりやすい命令助かる。

 「よーし本番だ!!死ぬなよ、ジャック!!」

 「四部隊、隊列確認!!出るぞ!!!」

 レンガの氾濫から陣形を組み終わるまで、わずか五分。迅速な布陣だった。
 対策チームの部隊員一同共々、沿岸部への移動を開始した。遊撃隊二名も同時に走り出した。
 長い戦いの始まりである。

***

 レンガの群れの氾濫(反乱?)から沿岸部に布陣し直すまでの約四十五分間、呪術王対策チームは目まぐるしい状況変化にさらされることになる。

 まず、その行軍を終始悩まし続けたのが、言うまでもなくレンガの大氾濫である。当然のことながら、対策チームの面々は『地面のレンガが動く』なんてこと、つい一時間前まで想像すらしていなかったので、『旅の扉』などの移動の補助になるような道具は何も用意していなかった。氾濫した河川のような、最悪の地面コンディションの中を徒歩で移動しなければならなかったのである。
 レンガが動いている範囲は、それらが動き出す前から埋め込まれていた歩道や広場のみであり、それ以上範囲を広げる様子はない。そのため、作戦本部で保管していた島の地図を元に、レンガが存在しない場所を見極め、沿岸部までの移動ルートを割り出した。しかし、オールドレンドア島はそもそも、島中をレンガで塗装されたような土地であり、『全くレンガがない場所』というのはほとんど存在していなかった。どうしてもやむを得ない場合、動き回るレンガの上を突っ切ることもあった。固い上に暴れ回るレンガをどうにかやり過ごした頃には、足には青あざがいくつもできた。

・続き:
https://hiroba.dqx.jp/sc/diary/127254852654/view/7565046/
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