◎各キャラについてー6
名前の由来とかなんとか(たぶん最後)
〇ケチャ・ルマーク
・用心棒の養父。インテリぶっているが、昔はヤンチャ(不良)だった系の商人。
・初期は資産家だったのに、後半では商人となっている。この辺も設定ぶれが起こっている。
・商人として成功しているのは街談機関の情報は関係なく(商売事には参考にならない)、本人の実力である。
・街談機関(スーパースクロール)の性質により、「記事を書くときはウソが書けない」という制約を抱えている。いい加減な噂しか書いてないはずの街談機関の情報を用心棒に自信を持って提供できたのは、「記者の自分語りについてはウソがない」という確信があったから。
・ヴェリナードのメルー公と因縁がある。その関係で、剣士という人種と折り合いが悪い。
〇エレン・ルマーク
・用心棒の養母。マザコンの原因。余生を静かに送る虎。
・パートタイマーとしてガタラの図書館で働いている。ピカタとも面識がある。
・旧姓「ラダ=バール」。ガートラントの祖ラダ・ガートから株分けした名家だったが、エレンの数代前に没落しており、血族はエレンしか残っていない。
・グレン国内の武勇だけで「地上最強の軍人」とあだ名されたのは、オーガの大言壮語癖によるものと考えてほしい。(オーガへの偏見にあふれている)
・かつては剣士業界の超新星と呼ばれたが、活動期間がそれほど長くなかったため、現代では覚えているものは少ない。本人は気楽でいいと思っている。
・メルー公が苦手であり、ヴェリナードにもあまり行きたがらない。
・モデルは筆者のフレンドさん(引退済)。容姿も決めてあるが、本人から許可は取っていないので再現することはないと思う。
〇タリュー/明石吾郎
・人畜無害。転生者にして無能。
・ケチャ、エレン、スルワラ(キリン)に大きな影響を与えた人物。ハーメルンの笛吹男。
・「タリュー」は作家志望だった頃のペンネーム。漢字では「他流」と書く。(「こことは違う流れ」の意)
・カワキと同じく日本の出身であり、災害死をきっかけにアストルティアへ転生した。
だが特に何も異能の類を与えられなかったため、「どうなってんだよ、今どき異世界転生して俺YOEEEEEって叫んでろってことか?そりゃないぜ神様!」というようなことをケチャに愚痴っていた。もちろんケチャは意味が分からなかった。
・腰に爆弾を抱える中年。筆者の世代が40代くらいになったらこんなか?というキャラ造形。
転生してるけど別にチートではない(しかもおっさん)ってキャラ、いそうでいなくない?ラノベ探せばいるかな?
・年相応に落ち着いている(ように見える)ので、ティアのティーンズに混じると保護者面せざるを得なくなった。
誰にも言ってなかったが、彼も災害死によるPTSDに悩まされていたようだ。
・アストルティアでの唯一の活躍は、ゲーム本編のミステリークエスト(紅玉館事件)を解決に導いたこと。作中世界では「紅玉館の名探偵」という異名は彼を指す。
この世界線では、紅玉館の事件は30年近く前に起こった出来事らしい。当時のお嬢様も今や立派な名士となり、事件解決の立役者の墓に毎年花を供えているそうである。
実際にはケチャ、エレン、スルワラの全員で頭をひねって解決した。
「名探偵コナンのゲームとか、ゼルダの伝説で鍛えた捜査術が火を噴くぜ!!」と本人は言っていたが、そんなに役に立たなかった。
〇オルゲン および竜族の隠れ里の皆様
・仕事を放り出して逃げてきたキリンを保護した方々。
・オルゲンはキリン(スルワラ)の不明の父親に心当たりがあるらしく、憐憫の類の感情でキリンと接している。
キリンの破天荒な行動(孫の部屋で、エルフの女の子といちゃつくとか)に頭を悩ませている。
〇ナドラガンドの竜族の皆様
・裏クエスト屋店主にそそのかされて、大陸ごとアストルティアへ帰還した超マッチョな人々。ゲーム本編より根明で猪突猛進な国民性
・指導者的な立場であるトビアスという男は、店主の8枚舌にかなり翻弄されており、信頼と不審が入り交じった感情を抱いている。隙あらば報復しようとしている。
<続く>