フュリルの冒険日誌

おはようございます
１２日に盛大に祝ってもらえて
すごく嬉しかったです

ふゅりるです

こうして祝えてもらえたのはドラクエが初です
歳を取って祝ってもらえるというのが
これほど嬉しいものはないというふうに思ってます

ところが、１０代の頃は
そう言うのを何処かガキ臭いと思ってたんですよ
もう大人になるのにいつまでガキ臭いことしてるんだと斜に構えてましたね
周りはグループで祝ってもらえてたんだけど
私のグループはそういうのがなくてね
いい加減おとなになれよ、三井、って考えてました

それから就職し
ある日先輩に

お前、誕生日いつだよ？と、聞かれたので１０月１２と答えたところ

もう過ぎたからおめでとうとだけ言うけど
なんでお前は挨拶以外自分から何も言わないんだ？
と、言われました

別に言うこともないし、漫画読んでるだけですので
と、答えると

漫画の話でもいいから言えよ、そういうところが欠けてるんだよ
お前に必要なのは自分を表現することだ
隠してるのはもったいないよ
と、言われたんだけど、当時は理解できず

何このパイセン、ムカつくんだけど

と、思い退社しました

それからは年配の人たちと働くことになり
お互い距離を取って働いてましたが
２５過ぎたあたりからどこか蝕まれてきました

自分だけ異世界にいる気がして
同じ時間、同じ環境だけど、自分の周囲だけ別の感覚がまとわれてるという感じで

そんなこんなで暮らし続けてたある日
ドラクエ１０にてコロフレからパイセンと同じことを聞かれました
誕生日いつ？って

１２日と答えて、誕生日を迎えました
すると
バースデーメッセージとプレゼントが送られました
すごく嬉しかったです

ああ、これが欲しかったんだなと

ずっとそう言うのをガキ臭いと思ってたんだけど
そのガキ臭いのが欲しかったんだなと

それ以来は親しい人の誕生日とかに贈り物をしてます
中には気持ちだけでいいよーって人もいますけどね

いくつになっても他人に祝ってもらえるというのは良い事だ
と思います

中には斜に構えてそう言うのを馬鹿にする人もいるけど
そう言う人はきっと他人に祝ってもらえなかんじゃないかな？
と思います
私もかつてそうでしたし

そんなエピソードでした