「ピラ7層の報酬が良くなると、これまで7層に行っていなかったようなのが来るからレベルが下がって野良だとキツくなる」
…といった書き込みをネットで頻繁に見かけ、僕は「そんなことないだろ」と思いながら初週の7層に野良でのりこんできました。
…。…違う。先週までの野良7層と明らかに何かが違うw
魔魔僧僧。スペックはまあいい。僧さんは二人ともHP460。魔さんは420くらいだったか? 問題はそこじゃない。
ファラオ直前の4波目の最後でバフ更新タイムを取らずに、魔さんのメラゾーマが最後のザコに炸裂。状況からして「うっかり」という感じでもない。おかげで僕は左手を相手にしながら覚醒早読みを更新することに。そこへ魔さんのフレだという僧さんが一言。
「眠らせるんだ!」
「何言ってんだコイツw」と思った。今どき7層のファラオにラリホーを使おうとする人に出会うとは思わなかった。というのも、ファラオを暴走ラリホーで眠らせるというのは、7層実装当初に流行った戦法だけど、安定してはいらないので、すぐに「ラリホーを使うのは地雷」という評価が定着していたからです。
事実、僕も7層をサポ攻略したときの日誌にも書いたけど暴走ラリホーが3連続でMISSって以来ラリホーは封印したし、毎週野良で7層を攻略してきたけどラリホーを使う魔は以後、一人も見かけなくなりました。
結局、グダって敗戦後、再びチャレンジ。まさかの「ファラオ前で体制整えずいきなりトドメ」事件の再現。こりゃマジもんだw けど、今度は僕もある程度身構えていたので、そう悪い状況でもない。そこへ飛んできた僧のあの言葉。
「ラリホ~」
…ホのあとの伸ばし棒が「~」になっていることからも、言っている僧さんも気を使いながら指摘しているのがうかがえたけど、そのやわらかさがかえって馬鹿にされているようで余計に僕の神経を逆なでしました。
さすがに黙ってられず「ラリホーあまり入りませんよ」というと「最初は入ります」だと。
「ああ」と思った。すぐにピンと来たのはちょうどネットで旬の8層ラリホー談義。それはつまりファラオ相手に「一度眠らせた後、2回目のラリホーは敵に耐性ついて入りにくい」ということが報告されていて、これをみたこの僧さんは「1回目のラリホーは簡単に入る」と勘違いしたのでしょう。そしてその話をそのまま7層にも持ち込んだ、と。
しかもタチの悪いことに、その僧さんのフレ魔のラリホーが直後にすんなり入ってしまい、僕はとても悔しい思いをすることに。あとこれは恥ずかしいから言いたくないんだけど、そのときのザコ相手に生まれて初めて「ふういんの波動」を食らってしまい…w
…いや。聖賢者としてこれ以上の屈辱はなく、これで形勢が悪くなったわけではないけど、あの封印されているときの時間のまあ長く感じられたこと…さらに魅了もやはり範囲ギリギリで避けられず食らったりと、もうボロボロ。だから僕も強く言い返せず、あの「ラリホ~」と言われたときは悔しくて悔しくて即全滅して解散したかったくらい。結局、そのまま勝っちゃったけど。
■
今週は先週の反省を活かして、7と8をセットで募集していた野良にのっかりました。7層はちゃんと体制を整えて左手を速攻で落としクリア。8層も「ぼくは眠らせない派です」と事前に打ち合わせをして2回目でクリア。12分でした。
前回の日誌で書いたことは的外れではないなと思いました。やはりラリホー作戦は廃れる。先週はヘナトス使わなかったんだけど、嫁に一段階入れるだけでずいぶん楽になるね。カギはいかに嫁のヘナ一段階を維持するか。今回はヘナ更新したけど、いずれヘナ一段階が切れる前に速攻で嫁を落とすのが腕の見せ所になると思う。
というわけで僕は致死ロザ理論値も持ってるけど、魔王のネックレス推し。致死ロザを推す理屈もわかるけど、火力あるほうがカッコいいし、これは魔のロマンだし…ヘナ1段階入っていて立ち回りがまともなら、致死ロザ必須っていうほど死なないと思いました。
■
最後にラリホーについて考えてみたんだけど、あれが入る入らないは運(初手で暴走しても入らない率が高い)なので、確実性が低く、真っ当に戦ったら勝てないレベルの人たちが、運よく眠ってくれたら勝てるかもってときにのみ有効な手段だと思う。つまり運ゲーに逃げるということw
僕は桃鉄が好きだったんだけど、あれはサイコロの出目に賭ける運ゲーのようでいて、実はそうではなく「いかに運に左右されない確実性の高い戦術を取り続けられる状況を維持するか」を競うゲームでした。
王家の迷宮=輝石のベルトが運ゲー=クソゲーな所以は、この「確実性の高い戦術」をとる術が無く、ただただクジ運に身を任せるしかないから。りっきーも桃鉄やってみてw