これまで僕は自分の冒険の記録として日誌を書いてきていて「誰かの役に立とう」なんて考えたことはありませんでした。
ただ振り返ってみると、僕の成長に合わせてあまりにも廃寄りになりすぎていた。
ピラ初買いがーとか、大成功品の並びは(+2)(+3)(+3)よりも(+3)(+3)(+2)のほうが美しいとか、ほとんどの冒険者にとって無関係なことばかり書いてきて、でもそれって一応公開してる日誌としてどうなの? と思うようになり、新年・新学期のはじまるタイミングで少し別の切り口も加えてみることにしました。
題して「魔法使いリアル夜話」。最強に近い(?)魔法使いのボクだからこそ書ける、率直なお話をしていきたいと思います。
■
まず大前提として、DQ10には3つの大きなコンテンツがあります。
1、ストーリー
2、キャラクター育成
3、他の冒険者とのコミュニケーション(コロシアム対戦含む)
この3つの柱の関係は2014/11/27の「すばらしきコロせかい」で書いたので、ぜひ見てください。
このうち、多くの冒険者が最も時間を割いているのが2番であり、「強い魔法使いになりたい!」って目標も2番のキャラ育成次第になります。
では、強い、もしくは最強の魔法使いとはなんでしょう?
1、HP、攻魔などのステータスが高い
2、PS(プレイヤースキル、つまり操作の腕)が高い
3、コロシアムでの勝率が高い
このうち、僕は1番のステータスを高くすることのみを目指しています。なぜかというとドラクエ10というゲームのルールがそうなっているからです。
【DQXの世界の『勝利』とは】
× →バトルに勝つこと
○ →報酬を獲得すること
これはみんな何のために面倒な強敵に挑んだり、飽き飽きしながらも同じ敵を繰り返し倒したり、リーネが最強のラスボスと言われているのかを考えればわかりますよね? 目的は勝つことではなくて報酬なんです。
そして最高の報酬は、難易度が高いとされるあまたのエンドコンテンツの報酬のすべてがステータスを上げるレアアクセになっていることからもおわかりでしょう。
オンゲは多くの人と共にあり、一番多くの人に認められて目標とされている強さが「HP、攻魔などのステータスが高い」ということなんです。
言い換えれば、バトルを攻略して報酬さえ得られればPS(腕)は関係ないし、そもそも報酬の無きに等しいコロは決してメインになれないんですね。
そしてその逆はない。装備の為にバトルはあるけど、バトルのための(高額)装備なわけではない。
つまり前回も書いた通り、リーチローさんの言葉を借りれば「人は高い装備を、戦闘を楽にするために買うわけじゃないんです」。ここを誤解してる人はかなり多いんじゃないかな?
■
さて、ここで今回のテーマの「退魔vs聖賢者」です。
もう答えはおわかりですよね?
そんなの聖賢者のほうがいいに決まっています。
だって聖賢者のほうがよく見られる攻魔といったステが上なのだから。
一方、バトルでどっちが有利か? という点から議論になるけど、すべからくライト向けのヌルゲーDQ10の場合「バトルは勝ってあたりまえ」なんです。
もっとはっきりいうと、ピラ7など封印してくる敵群に限っては聖賢者よりも退魔のほうが有利だと僕も思います。でも現状、聖賢者だと全滅危険度が上がるわけでもないし、討伐速度も他の要素のほうが遥かに影響大きいので「だからなに?」って話。
なお、それでもバトル時の有効性に意味を見出したい人は、去年の9/8と9/14の日誌に僕なりの考えを書いたので見てください。
■
さて、ここまで書いておいてなんですが、僕は人に「退魔と聖賢者どっち買えばいい?」と聞かれたときに、迷わず退魔を勧めていますw
なぜかというと、ほとんどの冒険者にとって「馬鹿にされないこと」「地雷と思われないこと」が一番大事だからです。多くの人が着ていて封印耐性がある退魔のほうが無難で安心感があります。
それに、退魔の攻魔理論値より高くなるような聖賢者の大成功品を買えないのであれば、聖賢者の魅力は半減します。あとは退魔の特徴である封印耐性を優先するか、コロで有効な聖賢者の光耐性を優先するかの話です。
結局、聖賢者はトッププレイヤー向けなんですね。この層の魔法使いにとってはDPSを落とさずに攻魔を5も上積みできるのは大きいし、馬鹿にされないことよりも、他人と違うこと、普通じゃないことのほうが価値があるからです。
みんなが納得できる答えではないかもしれないけど、これからもたまに魔法使いリュータならではの記事を書いていきたいです。