僕はよくいろんな人に「攻魔すごいねw」と声をかけてもらえます。もちろん有難いしうれしいのだけど、反面ちょっとがっかりもします…
「HPもみてよ…」
確かにパラがガッチリと敵を抑え込んでくれるコインボスだとHPがちょっとぐらい高くても意味がないことが多いんですよね。そして特に魔法使いを本職でやらない人ほど、コインボス戦や災厄でのパラ魔構成のイメージが強いためか攻魔にしか目がいかなくなる。
でも僕は他の全てのコンテンツに魔法使いでいくので、HPも魔にとって大事だと考えて頑張ってきました。
■
というのもタゲにされた魔法使いが敵に追いつかれて直撃を食らうことが避けられないコンテンツでは「HP=火力」となるケースもあるからです。
死亡→蘇生からのターン溜め→覚醒→早読み
…もしたとえHP1でも生き残っていれば、いったいこの間に何発の呪文を撃てて、敵にどれだけダメージを与えられたことでしょう? 逆にいうと「攻撃魔力の高さ=火力」とは言えないケースもあるのです。
『攻撃魔力とは、あくまで呪文一発あたりの威力に過ぎません』
つまり、同じ時間の中でより多くの呪文を繰り出せる魔法使いのほうが火力が高いのです。攻魔が20上がるインテリのうでわが地雷装備の代表選手と言われているのも、呪文発動速度の時間短縮効果やMP消費しないのターン節約効果のほうが火力に貢献すると考えられているからです(DPS=時間火力)。
■
というわけで、本当に火力の高い魔法使いになるためには「攻魔を犠牲にしない装備部位はできるだけHPを盛る必要があります。
・両手杖のHP(+5)
・頭装備のHP錬金(+30)
・防具セット効果のHP(+6)
・セルケトのHP(+6)
・輝石のベルトのHP(+10)
・大地の竜玉(+40)
()の数字は現時点での理論値です。合計97。
そして人間Lv85の基本HPが235、フルパッシブで+140、今手に入る「いのちのきのみ」で+8。
全部足すとズバリHP480になります。これはあっても損しない分のHPです。でもお金と運次第なので「がんばってね!」としか言いようがありませんw
■
残された装備枠は攻魔にふるかHPにふるかの判断を迫られます。
HP海魔+6、HP銀ロザ+9、ちからの指輪+6、アヌビス+20(+26だけど6は上のセルケトと重複)、ハイドラ+4(同じく輝石との差)、しんぴ+12
合計57。つまり人間魔のHP理論値は537となります。意外と高いなw
ただしこの場合、マジカル+17、魔ネク+40、セルケト+33、輝石ベルト+20、しんぴ+12。
なんと合計122もの攻魔を失うのです。通算するとHP537の人間魔は攻魔662までしか盛れません。
【HP重視】HP537&攻魔662の魔か?
【攻魔重視】HP480&攻魔784の魔か?(インテリとちから指装備ならHP486攻魔804)
■
ちなみに僕は先日まで「HP476&攻魔759」でした。だけど今は「HP468&攻魔767」です。これはしんぴのカードからHPを捨てて攻魔4×3に書き換えたからです。
なんでしんぴのHPを捨てたのかっていうと冒頭に書いたように、結局みんな攻魔しかみてくれないからです。
ネットの某掲示板で「攻魔厨地雷バ覚醒リュータ」と書かれたことはあっても「りゅーた君はその攻魔でHPも高くて凄いね」なんて言われたことは一度もありませんw
あとは実際にバトルしていて「HP8で生き残ったああ」ってケースはほとんどないんですよね。最近のボスをみてると、マジンガの「矢を放つ」が最大455のダメ(極限よりw)だったりするように、ちょうど最新装備の上級錬金成功埋め尽くしの人と同じ装備の大成功品の人の差があまりつかない程度に調整され続けてきているので、まあHPは460↑あれば十分かなと考えています。
また、守備力が低い魔法使いにとってのHPは同じ数値でも戦士より価値がない点もあります。とはいえ常に最大HPからダメージを受けるわけではなく、その先は僧の回復力次第なのでHPが多いに越したことはないです。
■
まあこれまで日誌で書いてきたようにオンラインの装備は「人に見られてなんぼ」であって、みんなが魔法使い=攻魔というのならそれが正解なのですね。ただ、そうはいってもできればHP460↑は確保しといたほうがいいよ、と。
最近はピラ8の影響でHP490↑にしてる魔も珍しくなくなりました。それ自体、喜ばしいし間違いではないと思う。ただ、ヘルバト強、三悪魔、マジンガなど最近は殲滅力や時間火力(DPS)を問われるボスが急に増えてきたので、必要以上にHPを盛るよりも、やはり攻魔にふれるところは攻魔にしとけば喜ばれるのはこの先も変わらないでしょうね。