黄金の飾り鎧とかいう怪しい鎧を作っていたが、鎧の売れ行きが悪くなり、相場も下がってしまった。
流石に皆気付いてしまったのかもしれない。この胡散臭さに。
「うっ…私は一体…」
「気付いたかね?君は訳の分からない鎧を大量に買っていたのだよ」
「そんなまさか!?…何だこの金ぴかな鎧は!?」
こんな感じの事があって売れなくなったのではと、毛利小五郎並みのガバガバ推理で適当に納得し、商材探しの旅に。
今?あ、今はその…怪しい靴を。黄金の飾り靴っていうやつを…。まあ、ね。うん。
水虫のおじさんが作った靴なんぞ誰が使うのかと思いながらも、ちまっちま作っている訳で。
でも、やっぱり売れ行きはあまりよろしくない。
もう、気付いたのか。この胡散臭(ry
冗談はさておき、多分今武器関連の素材やら何やらの方が売れてるんだろうなと。超ようせいのひだねとか、虹のオーブとかその辺なんだろうか。
…どっちも作った事ねえ!怪しい商売をしていた人間にはまともな物が作れねえ!シャバの空気が吸いてえよお!
ぐっ…何か…何かないのか。光系鍛治装備作ってみるか?木工刀とかどうよ?失敗しても、YouTubeで配信しているおじさんに、何か口八丁手八丁で何やかんや言いながらゴミを引き取っ…ん"ん"っ。何でもないです。はい。
とりあえず光の木工刀を作ってみる。まずは材料の確認。
マデュライト12
大きな骨80 ←???????
汗涙結晶30
ようせいのひだね20
何だ骨80って。何だ骨。光の木工刀…?骨の木工刀に改名しろ…。
いや、こういうの気にしてたらキリがない。さっさと作ってみる事に。打ち方が載っているサイトを見ながらやる。
①火力上げを4回
②乱れ打ち3回
③火力上げ1回
④乱れ打ち1回
なんだよ。簡単じゃねえか。へっへっへ…。
⑤値を確認して、2200℃の時に狙い打ちが出来そうな値に調整する。
分かんない!(何か頑張る)
分かんない!(思考停止上下狙い打ち)
分かんない!(狙い打ち)
星3出来た!すげえ!全然分からねえ!
コツを掴んだらしいぜ!全く掴んでねえけどな!はっはっは!
…はあ。
もう駄目かもしれない。まともな物が作れる気がしない。シャバの空気…。
素材やら何やら色々ともうちょい緩和されたらなあと思いながら、結局怪しい鎧とか靴を作る事になりそうで。職人は大変。