前回は・・聖剣を手にしついに魔王城へ
そこには ファルザ―と魔界3本柱の魔物がいた
ミカウたちはそこでついに魔王軍との最終決戦にいどむ!
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ファルザ―「その聖剣は我を常に阻んできた」
「あのギルザといい そなたといい どいつもこいつもこの私に立ちふさがってくるとは」
ミカウ「お前がいる以上 この聖剣はお前と戦い続けるぜ」
ファルザ―「ならばその連鎖に終止符を打つとするか」
ファルザ―は高く飛び上がると ミカウに切りかかる
軽い身のこなしでよけると次々に攻撃をたたきつける
ファルザ―は不敵な笑みをこぼしミカウの攻撃を軽々剣で受け止める
ファルザ―「どうした?その程度か?センドで打ちあったときはもう少しましだったぞ」
ミカウ「フッ まだまだこれからだぜ!」
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そのころ広間でも魔王軍との戦いは行われていた
ウィザ「いくぞ!」 ゴスダロ「よかろう!」
2人は空中に飛び上がるとお互い魔法を撃ち続けた
空中では炎と氷が飛び交っている
ゴスダロの放った炎がウィザの肩をかすめた
ウィザ「うわ」 ウィザが地上に落ちる
ゴスダロ「隙あり!」
ゴスダロがとびかかった瞬間ウィザが体を起こした
ウィザ「マヒャデドス!」
ゴスダロ「ぐほお」
大きく飛んだゴスダロが地面に膝をつく
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ゴイス「お前とは前に戦ったな」
キラーα「センドキョウシュウイライダ」
「キサマノワザハスデニインプットサレテイル」
ゴイス「それはいいことで」
ゴイスとキラーαはその場で激しい剣撃の打ち合いを始める
2人の間には火花が舞い飛ぶ
そのころセンド王もレブゴンと戦闘を開始しようとしていた
レブゴン「魔王様に仇をなすものはここで果てる運命だ」
センド王が稲妻を纏った槍でレブゴンめがけて突き続ける
攻撃を受けたレブゴンが地面に膝をつく
レブゴン「ヌオオ」
センド王「まだまだ」
センド王が走り込むとレブゴンも反射的に動き出した
センド王の一突きを飛び上ってよけたレブゴンが頭上から攻撃を仕掛ける
それに気づくと素早く上方向に槍をふりかざす
レブゴン「なかなかやるな」
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玉座ではファルザ―とミカウの激しい戦いが繰り広げられていた
あたりで起こる激しい稲光の中
2人は剣をぶつけあっていた
ファルザ―「いいぞ!やはりそなたこそ真の勇者だ」
「これほどの力がなくては私も面白くないのだよ」
ミカウ「なんならまだまだいけるぜ」
ミカウ「ギガデイン!」
あたりに雷が落ちる
ファルザ―「どわっは」
ファルザ―は雷にひるみながらもミカウの下に寄り込んだ
ミカウの胸元に手を当てエネルギー弾を撃ち込む
ミカウ「うひゃあ」
ミカウの体が大きく吹っ飛ぶ
ファルザ―がとびかかるとミカウは素早く体を起こし剣を一振りした
ファルザ―がその一撃をガードすると攻撃の反動でその体が後ろにすべった
ミカウ「久しぶりにここまで楽しめたぜ」
「そろそろ俺もマジで行かせてもらうぜ」
ファルザ―「面白い ならば私もそろそろその気になるとするか」
ファルザ―がマントをなびかせるとあたりに稲妻がはしった
ファルザ―「では来るがいい 勇者よ」