前回は・・夜の警備で怪しい人物を発見
ミカウの力によってなんとか 暗殺は食い止めたが 次にいつ
魔の手が襲い掛かってくるかはわからない
ミカウたちは顔を見ていないが 暗殺者は対策部のリーダーのカリアムナだった
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翌日センド王の部屋に一同が集まった
ミカウ「昨日玉座に入り込んだやつはまぎれもなく暗殺者だ
顔は見れなかったが 相当恐ろしい強さの持ち主だぜ」
ウィザ「昨日は少し遅くまで いろいろ作業をしていましたが
対策部の人たちが少し見回りをしていましたね」
ミカウ「そーだな ってことは いないやつが犯人では!」
センド王「私も最初はそう思いましたが 対策部は全員で5人 昨日見回りをしていたのは3人だったそうです」
「その3人はロンルスさんと クローさんと カリアムナさんだそうです」
ガルサ「その3人は必然的に容疑者からは外れるな」
ジルバ「まぁ 見回りをするふりをして玉座に忍び込むことくらい
プロなら簡単にやってしまうでしょうが」
センド王「ラウルス王は今最高の警備度で保護しております
我々は その隙を狙って一気に解決へもっていきたいところですね」
ミカウ「そうですねぇ 王はかすりキズ一つつけずに お守りしなければ」
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玉座の扉がノックされる
カリアムナ「失礼いたします」
カリアムナは素早く扉を閉める 外には大ダメージを受けて 動けずにいる兵士が数人いた
ラウルス「おおカリアムナさん 昨夜は何者かがこの玉座に侵入したそうで」
カリアムナ「暗殺者もようやく 動き始めたということでしょう」
「センド王軍の方たちは今作戦会議を行っているそうです そののちこちらに戻るということだそうです」
ラウルス「おおそうでしたか この厳重な警備に対策部のリーダーさんがおりますもの 私は心配ゼロですね」
玉座には左右に 何人もの兵士が囲んでいて さらに座布団の奥には何人もの兵士が張っていた
カリアムナ「ふふ そうでございますね」
カリアムナは浅く頭を下げる その顔は不敵な笑みにあふれていた
カリアムナ「王の命を狙う不届き物はこの私が始末いたしましょう」
ラウルス「おおー やはりカリアムナさんは頼もしさにあふれていますね」
カリアムナ「うれしいお言葉を」
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ミカウ「玉座の方にはこれでもかっていうくらいの警備があるから安心だぜ
だから ここでゆっくり考えたのち 暗殺者をぶったぎってやるぜ!」
全員「了解です!!」