前回は・・激闘の果て ついにガルゴルスを撃破
ミカウたちは 無事センドに帰還する
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ミカウたちがワープホールから 出てくると空は快晴だった
雲一つない青空の中に 太陽の光が強く光っている
ミカウ「はー 終わったんだな」
ウィザ「ついに魔炎将が滅びたんですねー」
センド王「はじめは ファルザ―の残した異変を解決して 終わりと思っていたのに なんだかんだでまたすごいことをやりましたね」
ジルバ「大変だったけど 楽しかったですね」
ガルサ「終わってみると 意外とあっけなかったなー」
センド王「大体 そんなものですよ さて 世界が平和になったのですし
今日は宴でーす! 歌って踊って世界の平和を祝いましょう~」
全員「おおー!」
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街の人が集まる 中央広場には 大きな台が置いてあった
センド王たちが 城から ゆっくり歩いてきて その台に乗る
街の人たちはいっせいに拍手を上げた
センド王「みなさん! この世界には先日まで 魔王の残した異変が数多く蔓延しておりました」
「それを我々が討伐し アスガルスに再び平和をもたらしました!」
「その平和にカンパイ!」
街の人たちはいっせいにグラスを持ち 高く掲げた
街の人たち「かんぱーい!」
街中がお祭りムードになっている
机に並んだ料理を食べている人
広場で平和を祝い 踊っている人
どこかで歌っている人
ミカウたちは達成感に満ちた顔でその光景を眺めていた
街の子供「おおー ゆーしゃさんたちー 魔物と戦った時のことおしえてー」
街の女性「きゃー 勇者さんかっくぃ~」
街の男性「うおお 勇者さん その力がうらやましい~」
ミカウ「ふふ すっかりヒーローだな 」
ウィザ「それは そうですよ 確かに世界を救った勇者ですからね」
ミカウ「勇者かなー?」
街の女性「ああー イケメンの勇者さんだー」
ミカウ「ん~ 勇者ではないかなー」
ウィザ「イケメンは否定しないんですね」
ミカウ「うむ」
綺麗な星空の下 そのお祭りは続いた 町中にあふれた歓声はずっとセンド王国を盛り上げていた
そして 夜が明けた
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ミカウ「んん~ よくねたぁ すっかり疲れも消えましたぁー」
センド王「平和になると ゆっくりと眠れるものですねー」
ウィザ「ですねー まるで ラリホーにかかったように」
ジルバ「うんうん」
ガルサ「よっしゃ 充電はいい感じにできたぜー」
センド王「皆さんも 本当にありがとうございました」
ミカウ「いえいえ~ そんな やっばーいやつが目の前にいて逃げる奴はいませんよ」
ジルバ ガルサ「王様!」
センド王「?」
ジルバ ガルサ「ひとまず魔炎将が片付いたので 私たちは一旦 街に帰っていいですかー?」
ジルバ「もともと ガレスリアLivingなんです」
センド王「おお そういえばそうでしたね」
ジルバ「この街にはよく顔を出しますし それにまた危機が訪れたら どこにいてもすぐにルーラーしてきます!」
センド王「おお! それは頼もしいですね ではお気をつけて」
センド王たちは2人を玄関まで送った
ジルバ ガルサ―「それではー」
「またよく来ます~」
2人はルーラーでどこかへ飛び去った
センド王「さて 少し寂しくなりますが 彼らもすぐに戻るといってくれていますし」
ミカウ「それじゃー 平和になった世界でまったりましましょー」
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見上げれば 雲一つない晴天で いつかは悲鳴が響き渡っていた城下町には今歓声が響いている
センドは襲わせない キズ一つない状態で守り抜くんだ永遠に
叫ぶんだ剣が ただ守るんだと その声の通り守り抜くよ いつまでも
街を歩けば みんな楽しそうに一日を過ごしている いつかは恐れおののいていた城下町も今は活気があふれている
この平和は乱させない 悲しみが来ないように守り抜くんだ永遠に
叫ぶんだ剣が ただ戦うんだと その声の通り戦いづけてて いつまでも守り抜くよ