前回は・・ガルゴルスが倒されて半年 平和な世界に新たな脅威が迫り
再び戦いのときがくる

青空を照らすまぶしい光が 城の中まで入ってくる
ソファーで横になっていたミカウがその光をまぶしそうに見つめる
ミカウ「ん~ うたたねは きもちー」
ミカウがソファーに座ったまま 大きく伸びると
再び外を見つめた
ミカウ「ん~ 平和 平和」
ミカウが外を見ていると 空がだんだん厚い雲に覆われていく
ミカウ「おいおいー もーちょい晴れていよーぜ? KY?」
すると次の瞬間 雷が街に落ちた
ミカウ「!!」
一瞬で空が黒雲に覆われる
ミカウ「まさか また何かが・・」
ミカウは壁に掛けられた剣を取るとテラスへ飛び出していった

ミカウはテラスから街の様子を見た
街では人々がちょっとしたパニックになっている
すると 街の門が占められてることに気が付く
そしてその門を 城の兵士たちが押さえつけていることにも気が付いた
ミカウ「まさか 外に魔物が?」
次の瞬間門が破られた
外からは恐ろしい数の魔物たちが迫り込んできた
ミカウの懐の携帯が振動した
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ウィザ
魔物が街に現れたようです!
センド王
やばいですね・・
ミカウ
今テラスにいます先に街に行きます
ウィザ
了解です!我々もすぐに行きます
ミカウ
おっけー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ミカウは携帯をしまうとテラスから飛び降り
そのまま街へとはしっていった

街の門にはあの男がいた
男「さぁ! 好きなだけ暴れろぉ! 私が任務を終えるまでな!」
魔物たち「うおおおおお」
男「さて この街の魔封の碑石を破壊させていただこう」
男も静かに歩き始めた

街に飛び出したミカウは 襲い掛かってくる魔物を倒しながら進んでいった
広場に出たミカウは 四方八方から襲い掛かってくる魔物を次々倒していった
魔物「ぐわ あ・・あいつ・・・つよいぞ・・」
ミカウ「こいつらを 指揮している奴がいるはずだ・・ いったいどこだ」
すると城の方から ウィザたちが走ってきた
ミカウ「おおーウィザ―」
ウィザ「どうなっているんですか」
ミカウ「魔物たちがどこからか進軍しているって感じだな おそらく奴らのリーダー的な奴がいるはずだ 俺はそいつを探す! みんなは街の魔物たちを倒してくれ!」
ウィザたち「了解です!!」
城門の前に男がいた
男「フン ちょろいものだ ガルゴルス様のおかげもあって ようやく この体が自由にうごくようになったのだ 今度こそあのお方を復活させるのだ」