前回は・・センドの街に魔物たちが強襲!
ミカウたちは魔物たちを次々倒していくが
リーダーの男は城の前まで来てしまった
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ミカウは 街のいたるところにいる魔物たちを倒しながら進んでいった
ミカウがほかの場所に魔物を見つけ そこに行こうとしたとき後ろから声をかけられた
「ミカウさんっ!」
ミカウ「?」
ミカウが振り返ると傷だらけの兵士が走ってきた
ミカウ「ちょ そのキズやば!」
兵士「それどころではないのです・・ 今城のほうに男が一人・・
とても強くて 我々には太刀打ちできませんでした」
ミカウ「わかった よくここまで来てくれた」
ミカウは兵士の傷口に 手を当てると 兵士のキズが 完全ではないけど少し治った
兵士「ありがとうございます!」
ミカウ「俺の回復はまだウィザには負けるけど これくらいで 安静にしていれば すぐよくなるぜ」
兵士「はい」
ミカウ「じゃ 奴を倒してくるんで」
ミカウは城のほうへ走っていった
城の裏庭に入った男は 城の裏側に 隠し通路を発見した
地面にある 蓋を開け はしごで中へ降りていく
城の前にたどり着いたミカウはあたりを見回した
ミカウ「どうやら城には入っていないようだな」
ミカウは足元に視線を落とした
城の扉までのアプローチの横の草むらを見た
ミカウ「わーお 芝生がそれなりの勢いで踏まれている つまり この上でドタバタしたやつがいるってことだな」
ミカウはそのまま城の裏側まで回った
ミカウ「これは・・ はしごが地下に伸びる 隠し通路を発見した
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地下通路を抜けた男は最深部に出た
男「これだ 魔封の碑石」
男は黙って剣を抜いた
その時扉が勢いよく開く
ミカウ「そこまでだ!」
男「貴様は・・」
ミカウ「どうやら お前が街を襲ったやつらのリーダーのようだな」
男「ふふ 感がいいようだな 我は魔剣士ザクール!常闇の魔界の使いよ!」
ザクール「任務を邪魔するというのならば ここで消えてもらおう!」
ミカウ「倒されるのはそっちだぜ」
ザクール「大した自信だな ではどこからでも来るがいい」
ミカウ「では遠慮なく」
ミカウは言い終わらないうちに ザクールの前に移動し 力強い一撃を入れた
ザクール「ぐわぁ なんだ・・この速さと力・・」
ミカウ「魔炎将を倒した後 ちょいちょいまた修業をしたんでね」
「結果は出ているようだ!」
ミカウは目にもとまらぬスピードですさまじい連撃を繰り出した
ミカウ「なぁ~んだ 雑魚じゃーん」
ザクール「くっ かくなる上は・・ これでどうだ!」
ザクールの体が紫のオーラに包まれる
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ザクール「ぐおおおお これこそ我が真の姿!」
ミカウ「おー ちょいやるきかな」
ミカウがザクールの下に素早く移動する
ミカウの連続攻撃をガードし 素早く反撃をする
ミカウも同じように攻撃をガード下が その反動でバランスを崩す
ザクールが勢いよく地面をたたくとミカウの体が一瞬宙に浮いた
その瞬間ザクールが追撃でミカウを床にたたきつける
ミカウ「うわぁ」
立ち上がるミカウの背後にウィザたちが走ってきた
ウィザ「お待たせしました!」
ミカウ「よーし それじゃ戦闘再開と行きますか!」
ザクール「!?貴様らはいったい」
ミカウ「あー 俺意外とこういうこと考えてるから― ここに来る前仲間を呼んだのね」
ザクール「くっ そういうことか だが我が目的は一つ! 邪魔はさせぬ!」
ザクールは手を突き出すと ミカウたちを衝撃波で飛ばした
ザクール「ふははは」
ザクールは振り向きながら剣から攻撃を放った
その攻撃がまっすぐと奥の祭壇の上にある 巨大な宝石を砕いた
砕かれた宝石はキラキラとした破片を残しながら消えていった
ザクール「ふははは センドの魔封の碑石は破壊した!」
「あと3つだ」
ザクール「人間どもよ! 悔しければ ガレスリアまで来るがいい!」
ザクールはワープしていった
ウィザ「魔封の碑石だと・・まさか奴らは・・」
ミカウ「?」
ウィザ「ああ すいませんこのことは城に戻ってお話します」
ミカウ「りょーかい じゃ城に戻ろう」
ウィザ「はい」