前回は・・ヴォルワァース近くの遺跡を調査中に 魔王軍の魔物に襲われる
遺跡内で 魔物を迎え撃つミカウたち 戦いが今始まる
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ギルナス「フハハハー さてお前ら― 我が魔王軍の力! 見せつけてやれぇ!」
魔物たち「うおおおお」
魔物たちはいっせいにミカウたちに襲い掛かってきた
ミカウ「ぶんまわし!」
ウィザ「マヒャデドス!」
センド王「ジゴスパーク!」
ジルバ「プラズマブレード!」
ミカウたちは魔物たちに次々連撃を浴びせていった
ギルナス「ほほう 強い! さすがあいつらを倒しただけはあるな!」
ミカウ「次はてめーだ!」
ギルナス「おーっと 後ろをみなぁ!」
ミカウの後ろから 数体の魔物が襲い掛かってきた
ミカウ「!」
ミカウは不意打ちを食らってしまう
ギルナス「フハハハ いいじゃないか! さあもっとこい! こいつらをこてんぱんにしてやれ!」
ギルナスがそういうと 上から次々魔物が押し掛けてきた
ギルナス「さ~て あそこから 碑石のオーラが出ているなー」
ギルナスはそういって 目線の先にある扉を見つめた
ミカウたちは襲い掛かってくる魔物を次々倒してゆく
ミカウ「くそっ 奴が奥に!」
ミカウの目の前には道をふさぐように 無数の魔物がいる
ミカウ「どけ~!」
ミカウは その魔物の中に入り 勢いよく剣を振り回した
その攻撃にあたりの魔物たちは次々倒されていった
ウィザ「神速メラガイアー!」
ウィザの杖から休むことなく放たれる 炎に次々とあたりの魔物たちが倒されてゆく
ウィザ「ミカウさんー」
ミカウ「こっちだ こっちにあいつがいる!」
ウィザ「了解です!」
ウィザは炎を巻き上げ 襲い掛かってくる魔物を一掃した
ウィザ「よし これで 魔物は一通り倒したか」
ミカウ「あとは あいつだけだ!」
ウィザ「よし 行きましょう!」
ミカウ「おおー」
ミカウたちはそのまま通路を抜けて 奥にある扉の前に立った
扉は すでに開けられていた 奥の部屋に ギルナスがいるのが見えた
ミカウ「いくぜ!」
ウィザたち「はい!」
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ギルナス「誇り高き魔鳥軍は役に立つな 大勢で狙った獲物を逃がさずに 消し去る」
ミカウ「それは俺たちのことか?」
ギルナス「!?」
ミカウ「碑石は破壊させないぜ! 覚悟しろー!」
ギルナス「フン ほざけ 思い知らせてくれる!」
ギルナスは素早くミカウに近づく しかし 一瞬早くミカウが動く
すれすれのところで ギルナスの攻撃をかわしたミカウは すぐさま反撃を入れる
ギルナス「ぐお」
ミカウ「くらえ~」
ギルナス「ぐおおお」
ひるみながらも とびかかってくるミカウに 腕を伸ばした 手の先から 巨大な炎が打ち出される
ミカウ「うわ」
ミカウがガードしきれず 吹き飛ぶ
ウィザ「ベホイム!」
ミカウ「ありがと~」
ウィザ「いきますよ~」
ミカウ「はいはい~」
ミカウは高く飛び上がった
ミカウ「全身全霊切り!」
ギルナス「ぐおあぁ」
ウィザ「メラガイアー!」
ギルナス「くっ」
ギルナス「調子に乗るなぁ! ファイアーピラー!」
ギルナスが槍を地面に突き立てると 次々と火柱が上がった
ミカウ「!?」
ギルナス「ファイアートルネード!」
ギルナスが叫ぶと 火柱が竜巻に変わった
ギルナス「フハハハ もうこれで終わりにしてくれる!」
竜巻は 地面を削りながら ミカウたちに迫ってくる
ウィザ「マヒャデドス!」
ウィザは次々氷を放つが 竜巻の熱によって 溶かされてしまう
ギルナス「むだだぁ 貴様らはもう終わりなのだ~!」
部屋中を無数の竜巻が飛び回る
勝ち誇る顔で 立っているギルナスを ミカウは唇をかみしめながら見ていた