ミカウの冒険日誌

ガルマザイナーが倒され　魔封の碑石をめぐる戦いが終わった
しかし　戦いの中で　守られていた常闇の扉がついに開かれてしまった
常闇の魔界からあふれだす　闇がアスガルスに襲い掛かる

｛開かれる扉と君臨する者！！｝
テラスに出たミカウが　大きく伸びる
ミカウ「ん～　いい天気」
フェンスによりかかったミカウが城下町を見下ろす
そこにはセンドの街の人たちが何事もない平和な毎日を送っていた
ガルマザイナーとの戦いから１ヶ月　ミカウたちはいずれ来る大いなる闇との戦いに備えて力を蓄えながらも　平和の余韻に浸っていた
ウィザたちは王室にいた
ウィザ「しかし　ガルマザイナーとの戦いから　１ヶ月経ちましたが　あんまり変わりがないですよね」
ジルバ「俺たちの強さにおびえて　逃げたんじゃねー」
ウィザ「いやいや　寄りにもよってあの魔物たちが・・　いや　わんちゃんあり得るやつか・・」
センド王「まぁ　何はともあれ　平和というものはいいですねー」
「本当に　おびえて魔界から出てこなければ　一番いいのですがね」

ファルザ―は街の港にいた
ファルザ―「ふむ　潮風が気持ちいな」
背後の街からは　人々の楽しそうな声が聞こえてきた
ファルザ―「ふふ　平和とは　いいものだな」
そう言ってファルザ―は階段に腰を下ろした
魔空間の奥　
常闇の扉にかかった　結界が静かに消えようとしている
そして　ついに　守りの力を失った結界が静かに消え去った
その後扉が静かに開いた
開いた扉の中は宇宙空間のようになっていて　キラキラ光る何かが　扉の奥に向かって絶えず動いている
その扉の中から　無数の魔物が飛び去る　
そして　上空にある　ワープホールへと飛び込んでいった
そして　扉の中から　一人の男が現れた
男はフッとほほ笑むと　そのままワープホールへと飛んだ