前回は・・常闇の魔軍がついにアスガルスに襲来!!
それと同時にミカウたちもアスガルス各地に旅立つ
そして アスガルスを守るための 光と闇の戦いが始まる
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ミカウ「あー この作戦 うまくいくといいなー」
センド王「ええ きっとうまくいきますよ」
ミカウ「よし あとはこーして 戦いの時が来るのを・・・」
そのときミカウの携帯がなった 城の兵士からだ
ミカウはそれを見て フッとほほ笑むと 顔を上げた
ミカウ「さあ 戦いのときですよ! センド王!」
センド王「おお! やはり奴が来ましたか」
ミカウ「ええ さあ 迎え撃ちましょう!」
ミカウとセンド王は玉座を飛び出し そのまま外へ走っていった
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城下町は入り口付近から 魔物の大群が襲ってきていた
街の人たちは 次々と建物の中に避難する
魔物「へっへー 建物の中に逃げこんで安全だと思うなよ~雑魚どもが!」
ミカウ「おらおーら そいつらをやる前に 俺と遊ぼうぜ?」
魔物「ほっほー いいだろう 一瞬でぶっ倒してくれるぞ」
ミカウは魔物がいい終わるか言い終わらないかのうちに素早く剣を振り回し
その目の前に群がる魔物たちを一瞬にして切り裂いていった
ミカウ「一瞬でぶっ倒されるのは お前らだったな」
魔物「ぎぎっ!」
ミカウ「ギガブレイク!」
魔物たち「ぐぎゃぎゃあああ」
ミカウ「ふう イイ感じにお掃除完了」
「まったく この王国はほんまにこわいやつがおおいなぁ」
ミカウ「!?」
ミカウの目の前にボータスが歩いてきた
ボータス「アンタがいろいろ暴れまわってる英雄さんやな まったくっけっこー迷惑してるんで」
ミカウ「まー それを言わせればこっちのほうがけっこー迷惑しているぜ」
ボータス「まあええや アンタらは魔王やない 人間だ とりあえず一瞬でケリ付けたるわ」
ミカウ「はいはい どこからでもどうぞぉ~」
ミカウは一瞬で飛び上がると 空中からボータスめがけて剣を振り下ろした
ボータスはフッと笑い その一撃をかわすと
素早く剣を抜き 横に振る
ミカウがその場で体を落とすと ボータスの剣が空を切った
ミカウ「すきあり!」
ミカウは 剣を振り懐があいているボータスめがけて剣を指す
ボータス「ごお」
ミカウ「フッ」
ボータス「ちょっと油断しとったわ 次はないで」
ミカウ「は~い りょ~」
ボータスは素早く前にかけてミカウと間合いを詰めた そして懐に キックをいれる
ミカウ「おわ!?」
ミカウの体が地面にたたきつけられる
ボータス「次はアンタや!」
ボータスは倒れたミカウを飛び越えて センド王に切りかかる
センド王「待っておりましたよ!」
「ジゴスパーク!」
ボータス「!?」
ボータスは空中で動きを止め そのまま 後ろに重心を運んだ
ミカウ「かもぉ~ん」
素早く立ち上がったミカウが 落ちてくるボータスを地面に蹴り落とした
そして 素早く剣を突き立てるが ボータスが剣を振り ミカウの一突きをはじいた
それによってミカウが体勢を崩すと ボータスは立ち上がりざまに足払いをかけた
ミカウ「くっ」
ミカウは足をとられ倒れる瞬間に 剣を振る
ボータス「なめたらあかんで!」
ミカウの一撃をガードすると後ろにとんだ
大使を立て直したボータスが気配を感じ 後ろを振り向く
真後ろに詰めたセンド王が槍を突き立てる
ボータス「きかへんで!」
後ろでミカウは素早く立ち上がり 切りかかる
ボータス「挟み撃ちは面倒やな」
ボータスは高く飛び上がると ミカウの背後に着地した
ミカウはその瞬間後ろに回し蹴りをした
突然の攻撃に ひるんだボータスに さらに追撃をかける
ボータス「うおお!」
ゆっくりと立ち上がったボータスがフッとほほ笑む
ボータス「この王国は面白なぁ~ 強い奴がたくさんおるからな いっそ住みたいくらいや」
ミカウ「ふふん それはご遠慮かな」
ボータス「フン まあいいや どうせアンタらが俺らにひれ伏す時代はもう目の前やからな」
「今頃ほかの街も襲ってるやろうな」
ミカウ「ほ~う」
(ふふ 読み通りだな 後は各地にいる奴らの健闘を祈るとするか)
ボータス「余裕そうな顔だな まさかお前 俺を倒してさっさとほかの街を守りに行こうとか考えてへんよな」
ミカウ「フッ」
「まぁいいや 続きと行こうぜ?」
ボータス「せやな 第二ラウンドや」