前回は・・引き続き ミカウたちの熾烈な戦いが続く
決着はつくのか
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ミカウとボータスはホテルの中にいた
ミカウ「なかなか 骨がある奴だぜ さすが 常闇の軍勢として俺たちを焦らせただけはあるな」
ボータス「ふふ ええ感じの褒めをいただいたからなー またまたやる気になったわ」
ミカウ「お前のやる気メーターは何段階なんだよ」
ボータス「100くらいはあるかな~」
ミカウ「今は 何段階目だよ」
ボータス「そんなんしるかぁ!」
ボータスは再びミカウに突進した
ミカウ「フン」
ミカウは軽い身のこなしでボータスをかわすと 背中に強力な一撃をたたき込んだ
ボータス「ぐっ」
そのまま ボータスを追いかけて 畳の間へ向かう
ボータスはあたりの机を倒しながらミカウの行く手をふさぐ
ボータス「おりゃああ」
ボータスはあたりの椅子を一気に投げつけた
ミカウ「おわ!?」
ミカウは反射的に剣を振り回し 何とか椅子を切り裂いた
ミカウ「えげつね~ 怪力だな」
ボータス「へへー それほどでも~」
ミカウ「ちょっとしかほめてないぜ?」
ミカウは高く飛び上がり 剣を振り下ろす
その一撃をボータスは剣で受け止めた
ボータス「いちおー ほめてくれるんやね この怪力モードを」
ミカウ「フン」
ミカウは剣を激しくぶつけ続けた
ミカウ「なかなか筋がいいぜ・」
ボータスはミカウの一撃を跳ね飛ばすと 胸元をつかみ地面にたたきつけた
ミカウ「ぐっ」
そのすさまじい勢いに 床が粉砕され 下の階の大浴場に落ちた
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ボータス「おおー イイ感じの所にきたなー ちょい風呂に入るか?」
ミカウ「少しな」
2人は同時に走り出し 湯船に飛び込んだ
ボータス「ん~ 気持ちがええな」
ミカウ「どうだ センドの温泉は」
ボータス「また 魔界の城の風呂よりもええな」
ミカウ「さ~て そろそろ 始めるか?」
ボータス「せやな」
2人は勢いよく立ち上がり 剣を振りあう
その間にお湯が激しく飛び散る
ボータス「おらおらぁ」
ボータスは鋭いケリを放った
もろに食らったミカウは そのまま後ろの桶のタワーに突っ込んだ
ミカウ「ちっ」
ミカウは少し ボータスと感覚を開けながら 切りかかっては下がりを繰り返した
ボータス「渾身切り!」
ミカウ「遅いぜ!」
そのまま 後ろに下がる
ミカウ「そういえば 風呂に入る前にはシャワーを浴びるのがマナーだぜ」
ミカウは近くのシャワーをとると ボータスに向けて放った
ボータス「なかなか 水圧がつよいな・」
ミカウ「ここはバイキルトシャワーエリアだからな」
ボータス「そういうことか!」
ボータスは思いきり剣をふるい シャワーを粉砕する
ボータス「まだまだぁ~」
ボータスはミカウを連続で殴りつけると 後に吹き飛ばした
ミカウはあたりのシャワー台をなぎ倒しながら 吹っ飛んでいった
ゆっくり立ち上がるミカウにボータスが切りかかる
ミカウは近くの鏡を粉砕しながら激しく剣をぶつけあった
ミカウ「暑くなってきたぜ」
ミカウは後ろの扉を開けて らせん階段を上っていった
その先には露天風呂があった
ミカウ「まったく 俺たちの街で暴れやがって」
ボータス「アンタもまーまー暴れてたで」
ミカウ「まあいいや そろそろ 終わらせるか?」
ボータス「せやな」