アストルティアにはさまざまな魔物がいる
奴らは時には人を襲い 恐怖に陥れる
そんな魔物たちを倒すために結成されたアストルティア魔物討伐隊
その中に一人討伐隊の剣と呼ばれる最強の剣士がいた 名前はフェイス
彼が剣を抜けば右に出るものはいなかった
フェイスは毎日届く依頼をこなしていた
そんなある日

フェイスは 数人の部隊とともに風車の丘に来ていた
どうやらこの地に魔物の大群が押し寄せ占拠しているようだ
フェイス「さて ひと暴れするとするか」
{魔物の軍団はここをまっすぐ行った先にある場所を拠点にしているようだ ほかの者たちと協力して 魔物の軍団を全滅させてくれ}
{そなたに対して言うことは一つ 勝って帰るのだ}
フェイス「了解です ソルド様」
フェイスの所属する部隊の隊長ソルドから連絡が入る
フェイスは後ろに控えている部隊を振り返った
フェイス「さて この先はもう敵の巣だ 準備はいいな?」
部隊一同「はい!」
フェイス「ではゆくぞ!」
一同は奥にある 魔物の拠点に踏み込んだ
魔物たち「侵入者だぁぁぁ!」
魔物たちが一斉にフェイス一軍に向かって走り出す
フェイス「戦闘開始だ!」
フェイスが剣を抜く
フェイスは魔物の軍の中に潜り込むと目にもとまらぬスピードで 魔物を切り裂いていった
魔物たち「がぎゃあああ」
入り口付近の魔物は次々と倒されていった
魔物たち「強いぞ・・くっ 退却だ!」
フェイス「正面はやったな 後は奥かな?」
フェイスたちの見据える先に 本陣とみられるエリアがあった
そこは丸い山のふもとにあった

魔物「ライナース様大変です! 人間どもがやってきましたぁ」
ライナース「貴様らの騒ぎようを見ればわかるわぁ! フン 貴様らは戦い抜くのだ この私を守るのだ!」
魔物「は・・はいぃ!」
魔物たちはいっせいにあたりを守り始めた
そこにフェイスがやってくる
フェイス「逃げても ココで倒されるだけだぜ」
フェイスたちはいっせいに魔物たちに向かって走り出し 立ちはだかる魔物たちを次々と倒していった
魔物たち「がががぎゃー」
フェイスが無駄のない剣さばきで次々魔物を切り裂く
フェイスの部隊たちも 襲い来る魔物を蹴散らしていった
ライナース「ええい! 貴様らでは話にならん! このわしがケリをつけてくれる!」
ライナースが勢い良く立ち上がると 前に出てきた
フェイス「おお? ボスの登場かな?」

ライナース「このライナースが貴様らを八つ裂きにしてくれる!」
フェイス「よし どこからでもかかってこい!」