前回は・・常闇の宮殿の入り口にて ガルドリアンとの戦いの果て 見事勝利し
いよいよ宮殿の中に入るミカウたち
本当の戦いがついに始まる

ミカウたちは常闇の宮殿の中を突き進んだ
道中にはあふれんばかりの魔物が襲い掛かり ミカウたちはその襲い来る魔物たちと次々倒して 進んでいった
しかし 数が多く ミカウたちは休むことなく戦い続ける
ミカウ「おりゃおりゃあ」
ウィザ「はぁぁ!」
魔物たち「うぎゃああ」
ミカウたちは迷路のような宮殿をどんどん進んでいった
しかし 行く先々で 無数の魔物たちに襲われ ミカウたちはそのたびに 休みなく剣を振り続けた
そうして 魔物たちと戦い続け 次第に疲れが出てきた
ミカウ「くっ たおしても倒しても出てくるぜ・・」
ウィザ「そうですね・・なかなかの数ですね・・」
ミカウたちは何とか 魔物たちを倒して開けた通路に出てくるが そこでも四方八方から 無数の魔物たちがゆっくり歩いてくる
ミカウたちの周りには スペースがなくなるほどの数の魔物がいた
ミカウ「おいおい まじかよ まだくるのかよ・・」
ウィザ「くっ もう力を使い切りかけている・・」
センド王「くっ こんなところで倒されるわけには・・」
ファルザ―「おのれ・・こしゃくな魔物どもめ・・」
ミカウたちが魔物の大群の中心で気力を失い 手を止めてしまった
魔物たち「ごりゃああ 襲い掛かれぇ!」
???「そんなことはさせねーぜ!」
どこからか声がした瞬間 天井の一部が崩れてきた
そして 小さく開いた穴から ダックルーが落ちてきた
ダックルー「へっへー 大盗賊ダックルー様の参上だぁ!」
ダックルーは手に持ったオノをぶんぶん振り回し あたりの魔物たちを蹴散らしていった
そして どこからかモーモンが漂ってきた
それはモーモリアンだった
モーモリアン「こらーもん この人たちいいひとだもん それをいじめるみんなは悪いやつもん!」
モーモリアンは ホラーフェイスで あたりの魔物をかみまわす
そして どすどすと足音をたて そして 扉を粉砕して 森のドラゴンが入ってきた
ドラゴン「おれ 黒い金髪の人 助ける だから こいつらと 戦う」
ドラゴンはもえさかる炎を放ち あたりの魔物を一掃する
ミカウ「みんな・・」
ダックルー「まったく お前らはこんな大事な戦いのときに魔物にかこまれてるんじゃねーぜ!」
モーモリアン「ぼくはみんなの仲間だもん いっしょうけんめい戦うもん」
ドラゴン「おれも 最後まで みんなと 戦う」
ミカウ「よっしゃ・・ パワーがみなぎってきたぜ うおりゃあああ」
ミカウたちはすっかり気力を取り戻して 周りの魔物たちをダックルーたちとともに次々と倒していった
魔物たち「ごぎゃああ」
ミカウ「超ぶんまわし!」
ウィザ「爆裂イオグランデ!」
ゴイス「プラズマブレード!」
センド王「ジゴスパーク!」
ガルサ「ベアーズクロー!」
ファルザ―「魔空遮断斬り!」
魔物たち「がわわあああ」
ミカウたちが魔物の大群を倒すとまた 扉を破って魔物たちが来る
ダックルー「あふれるこいつらはまかせな!」
「あんたらは こいつらの親玉をぎゃふんといわせてやってくれ!」
ミカウ「りょーかい! 任せてくれよ!」
ミカウたちは 次に進んでいった

ミカウたちは後ろから聞こえる 戦いの音に ときどき 後ろを見ながら 進んでいった
そしてミカウたちは 広間に出てきた
広間に入ってきたミカウたちは 目の前の階段をゆっくりと降りる グライナザリオを見上げた
ミカウ「きたか・・」
グライナザリオ「ふふ 貴様らも 懲りずにまた現れてくれたな ふふ」
ミカウたちは一歩前に出てくると身構えた
グライナザリオ「我らとの戦いで あれほどに大敗した貴様らがよくまた これたものだ」
ミカウ「俺たちは またちょいちょい 強くなってるんでね!」
グライナザリオ「ふふふ 面白い!」

グライナザリオ「では 見せてみるがよい!変化した貴様らの力を!」
ミカウ「今度こそケリをつけるぜ グライナザリオ!」
グライナザリオ「ふふ では来るがよい」