前回は・・隊長クェルスを倒したミカウたち
グルヴェルの持つ軍はすべて倒し あとはついにグルヴェルと戦うのみ
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ウォラリアに戻ってきたミカウたちは広場にいたウォラに会った
ウォラ「ミカウさんたち! 見ておりましたよ! もう敵軍が次から次へとバタバタと! すばらしいです!」
ミカウ「いえいえ~」
ウォラ「現在グルヴェルは偵察中 廃墟から一歩も動いておらず 戦いを仕掛ける様子もございません」
ミカウ「なるほど たたくなら今のうちってところか」
ロスキー「ってところか あのやろーをぶっ倒せば このウォラリアが平和になるってことで」
ザクルフ「よっしゃ じゃ 人はだ脱いじゃいますか!」
ウォラ「おお それでは戦いへ行く前にこちらへ」
ミカウ「?」
ウォラは広場の奥にある家に案内した
ミカウたちを家に入れたウォラは近くにある大きなカプセルを指した
ウォラ「疲労回復のカプセルです この中に入ると気力を完全に回復できます」
ミカウ「ほほー! これはベホマズン級のパワーっすねー!」
ウォラ「グルヴェルめを倒すためならば こちらも手を尽くします」
ミカウたちはカプセルの中に入った
すると 一人一人の体が輝きだした
ミカウ「おおおお」
「これは・・ 力がみなぎってくる!」
ロスキー「うおおおっしゃー!」
ザクルフ「ひゃああああ」
ミカウたちは元気いっぱいになってカプセルから出てきた
ウォラ「おお・・ こんなにパワーに満ち溢れるとは」
ミカウ「ありがとうございますウォラさん あとはグルヴェルの奴をやっつけてやってきます!」
ウォラ「お願いします!」
ミカウたちはウォラの家をでると グルヴェルの待つ廃墟に向かっていった
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坂を上りミカウたちは廃墟にやってきた
ミカウ「ほほー ここか・・ 奴のすみかってのは」
ロスキー「廃墟って割には大層なつくりだな」
ザクルフ「ところで奴の方は見当たらないな・」
リルナ「それなー 反応なしだね」
ミカウ「・・・!」
ミカウの目の前を何かが横切った
ミカウは一瞬早く後ろに下がったため 攻撃を受けなかった
そしてその影は近くの壁を突き破ってでてきた
それは無数の部下の魔物たちだった
ミカウ「まずはざこか・」
ミカウたちは剣を振るい 敵を倒していった
???「ほほう 素晴らしいな その太刀筋 さすがクェルスを倒しただけのことはある」
奥から泳ぐようにグルヴェルが姿を現した
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「我が名は魔水魚グルヴェル! 水の世界を統一する王たるものなり!」
グルヴェル「よくも我が可愛い部下たちを蹴散らしてくれたな 貴様らのことは許しおかん 息の根を確実に止めてくれる!」
ミカウ「気合十分! いざいきますか!」
ミカウたちは一斉に武器をかまえた