ミカウの冒険日誌

前回は・・５つの異変が解決され　魔王の準備も万全
ついに　魔王軍の手によってレセリアの街が襲われる
ミカウたちは魔王軍を迎え撃つ
そして　ついに魔王ジャイルバークが姿を見せる ミカウたちが武器を構えると魔王ジャイルバークが降りてきた
ジャイルバーク「ふふふ　せいぜいあがくがよい」
ジャイルバークは何もない空間から巨大なオノを取り出した
そして　斧を持っていない左手を突き出した瞬間ジャイルバークの体からすさまじい　波動が放たれ　ミカウたちが体勢を崩す
その瞬間ジャイルバークはオノを勢いよく振る
オノから放たれた衝撃波に斬られたミカウたちは全員吹っ飛ばされた
ジャイルバーク「フン」
ジャイルバークが指パッチンをするとミカウたちが倒れていたところが爆発した
ジャイルバーク「他愛ないな」
ジャイルバークはレセリアの街センター口に向かってゆっくり歩き始めた
兵士「魔王を入れさせるな！」
兵たちは一斉にジャイルバークの下に走る
ジャイルバークは振り返ると不敵にほほ笑みオノを掲げた
するとオノが徐々に形を変え　剣になった
その剣はどんどんとのびていきジャイルバークの背丈の倍以上になった
そんな剣を一振りした
兵士たちのガードする武器を粉々に砕き　その体を一撃で切り裂いた
そして　ジャイルバークはいともたやすくバリアを潜り抜けレセリアの街に入った
兵士「敵襲！　レセリアの街センター口に１体の敵襲！」
「至急討伐するぞ！」
兵士たちはセンター口に向かって一斉に走っていったがセンター口から入ってきた者を見て　動きが止まった
兵士「魔王・・ジャイルバーク・・」
ジャイルバーク「こうべをたれよ人間ども」
兵士たち「うおおおおお」
ジャイルバークは立ち向かってくる兵士たちに手を伸ばした
その瞬間兵士たちの体が宙に浮いた
そして　ジャイルバークが人差し指を向けると　そこからいくつにも枝分かれした　ビームが宙に浮いた兵士たちを貫いた
ゴラトム「あれが・・　魔王の・・力」
ゴラトムの周りの兵士たちが一斉に切りかかる
ジャイルバークが片手を軽く動かすと　目の前の兵士たちが何かに切り裂かれて　倒れた
ゴラトム「ぐおおお」
ゴラトムはきれいな太刀筋で剣を振るうが　すべて避けられる
最後に放ったキックが見事命中するが　その瞬間体が動かなくなる
ジャイルバーク「フン　哀れだな　それが一国の兵士長の姿か」
ジャイルバークはゴラトムに回し蹴りを放った
ゴラトムは近くの建物のガラスを破って中に吹っ飛んでいった
ジャイルバーク「さて　あとは　邪魔なあれだけ！」
そういうとジャイルバークはすさまじい跳躍力で城の屋上まで飛んでいった

セドリア王「！」
「何かが来る！」
その瞬間後ろにジャイルバークが降りてきた
セドリア王「ぬ！　魔王ジャイルバークか！」
ジャイルバーク「さよう」
「さあ　命を捧げよ　レセリアの王」
セドリア「おのれ　貴様はここで！」
セドリア王は剣を召喚した　そして　その剣でジャイルバークに切りかかる
ジャイルバークは余裕な顔で攻撃をガードする
しかし　セドリア王も見事な太刀筋で　ジャイルバークの剣を受け止め　反撃をする
ジャイルバーク「さすがはレセリア王　しかし　所詮は人の子」
ジャイルバークはセドリア王を蹴り上げる
セドリア王は壁に勢いよくぶつかって　降りてきた
ジャイルバーク「おわりだ！」
ジャイルバークは落ちてきたセドリア王を蹴り飛ばした
セドリア王は近くの城壁を突き破って　外へ飛んでいった
ジャイルバーク「あとは　守りの剣を破壊するのみ！」
ジャイルバークは祭壇に上がると　力を込め　剣を振り下ろした
その瞬間剣が放っていた聖なる光が消える
ジャイルバーク「ふははは　これで　この城は我の物」
ジャイルバークは高らかに笑い声を上げた