前回は・・レセリア城周辺に現れた魔物たちと戦うミカウたち
一方魔王軍も動きを見せる
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ミカウたちはひたすらあたりの魔物たちを倒し続けていた
ミカウ「よっしゃ どんどんいくぜ!」
兵士「このままうて~!」
ミカウたちは街周辺を覆いつくすようにいた魔物たちを倒していった
ミカウ「このあたりは片付いたな」
兵士「こちらもおかげさまで片付きました!」
「奥の魔物たちはお任せください! 玉座が魔王の手に落ちた今 このレセリアは決して安全な場所ではありません」
ミカウ「おっけーです! そちらはまかせましたよー!」
ミカウたちは街へ走っていった
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ボロボロに崩れた城壁からセドリア王が出てくる
セドリア王「ぐう 魔王ジャイルバークめ 恐ろしき力の持ち主だ」
セドリア王は守りの剣を見上げた
セドリア王「守りの剣が破壊されたか・・ 今 この城はジャイルバークめが好きに使いおっているのか」
セドリア王はキズを負った体をかばいながら バルコニーまで歩く
目の前に見える城下の入り口にミカウたちの姿が見えた
セドリア王「おお ミカウたち 魔王軍の撃退にも一役買っているようだな」
「わしも力をたくわえて ともに魔王軍を打ち破るとしよう」
セドリア王はその場に静かに座りこんだ
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ミカウたちは酒場に戻ってきた
スタッフ「そとの魔物たちは倒せましたか」
アリシア「当たり前だよ~ あの程度の奴らが倒せなくて 魔王には立ち向かえないからね~」
ミカウ「それ~な~!はげどー!」
ロスキー「ただ 魔王の奴らは城下を中心に部下を放って 従うものは生かし 従わないものは容赦なく倒す そんなことを始めているらしいぜ」
リルナ「魔王に城をとられていよいよやばそうなことになったね」
ザクルフ「あいつらが何を支配しようが あの鍛冶場だけは守り抜くぞ」
そんなとき 外がまた 騒がしくなった
ミカウ「お~っと? またまた何かあったのか~」
ミカウは窓から外を見ると 外で 人が魔物に追われている
ミカウ「うわ~ またまた魔物だ~」
「しかたない いくぜ」
ロスキー「あ~ ようやく休めると思ったのにな~」
ミカウ「魔王軍を追い返したら いくらでもお休みできるから がんばるぜー!」
ミカウたちは酒場から飛び出した
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魔物「まてぇぇぇ」
街の人「ひゃああ」
街の人は追いかけてくる 魔物から必死で逃げ続けた
しかし 途中でつまづいて転んでしまう
魔物「ぐわははは」
魔物は鋭いツメを振り上げた
その瞬間横から ミカウが攻撃を叩き込んだ
魔物「ぐりゃああ」
ミカウ「剣が叫んでるぜ てめーをぶったぎれると!」
ミカウは剣を勢いよく振り下ろし 魔物を一刀両断した
そして ミカウは中央広場の方をみた
そこには数多くの魔物たちが現れて こっちを見ている
ミカウ「よし いくぜ!」
ミカウたちは魔物たちのもとへ走っていった