前回は・・激闘の果てついに魔王ジャイルバークを撃破!
そして 平和の時は訪れる
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一同は玉座に戻っていた
セドリア王「ついに このアストルティアも魔王ジャイルバークめの因縁からときはなたれた」
「いま 目の前にあるのは大いなる平和のときよ」
ミカウ「ですね~ なんか ついさっきまで魔王と戦ってたって実感があまりわかない感じだよな~」
そういってミカウは窓の淵に座り 青い空の下に広がる平和そうな城下の景色を眺めた」
ザクルフ「城下も武器屋も無事に守れたからいいって感じだな」
ロスキー「たしかーに~ これでアストルティアは平和だからな」
リルナ「これからは 安らかに過ごせそうね」
アリシア「ついに終わってしまったってもんさ 今となっては名残惜しい感じもあるね」
ラミーナ「あるー!」
ラミナス「しかし いずれ この地にも新たな脅威は来ることでしょう」
「その時はまた この玉座に勇士たちが集い 悪と立ち向かうのでしょう」
「運命のなすままに
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その日の夜ミカウたちはセドリア王とともに城下町に来た
セドリア王はレセリア民を前にして 声を出した
セドリア王「アストルティアは魔王ジャイルバークとの長きの因縁からついに解き放たれ いま ここに平和なる毎日が来た!」
「今宵はその勝利に祝杯を挙げるとしよう!」
「カンパイ!」
街の人たち「カンパーイ!」
そして 城下町では宴が開かれた
ある人は歌い ある人は踊り 世界の平和を心の底から祝った
ミカウ「ひゅおーって魔王が来たところを どかんばりーんってな!」
子どもたち「かっこいいー!」
ザクルフ「はいはい!剣がさけべばハンマーをうてぇぇ!」
冒険者たち「うえええええい!」
アリシア「さあ 魔王討伐記念 特製シェイクだよ! これ飲んでまた明日からパワーつけるんだよ!」
街の人たち「しゃあああああ!」
城下町では思い思いの時が流れ その時間はあっという間に過ぎていった
そして夜が明けた!
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セドリア王「みんなよく楽しんで そしてよくやすんだな」
ミカウ「元気もりもりモリリアン!」
セドリア王「魔王を倒した我らだが最後の仕事がある!」
ザクルフ「ぬわあああんだってぇぇぇぇ!」
セドリア王「このレセリア城 そして城下の修理じゃ」
ロスキー「それ 魔王がやったんだから魔王にやらせよーぜ~」
ミカウ「ど~やってだよぉ~」
ロスキー「それもそうだな」
セドリア王「ふふふ 我らが1つになればこれくらいちょろいものよ~」
そして ミカウたちはその日からレセリアの修理を始めた
多くの大工さんたちとも協力し 破壊された家や建物を少しずつ修理していった
そんななかミカウ ロスキー リルナは久しぶりにカレスの村に帰ってきた
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村の人たち「おおー! ミカウた~ち!」
ミカウ「いえええ~い!」
村に戻ってきたミカウたちは思い思いのときを過ごした
村の奥地に行って ミカウは近くに見えるレセリアを見た
ミカウ「魔王にやられたのも 少しずつ取り戻されて行ってるな」
ロスキー「だなー」
リルナ「これから 少し退屈になるかもね」
ミカウ「な~んの 退屈しのぎにはいろいろコネクションがふえてもーたからな~!」
「っま 退屈ならあの作業を手伝ってくるとするかー」
「少なくとも けっこー時間がかかりそうだし―」
ロスキー「ですなー!」
ミカウ「しゃー!」
「俺の腕が叫んでるぜ! レセリアを完璧に元通りにしてやりたいってな!」
ミカウたちはレセリアに向けて再び走り出した