前回は・・平和な学校生活を送るミカウたち
そんな中 校内に魔物が現れた
ミカウとロゼフ先生の2人で何とか魔物を抑えたところにウェリオス先生が来きて いよいよ魔物の取り調べが始まる
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ウェリオスは魔物を連れて準備室に来た
ウェリオス「さて ここまでくればもういいだろう」
ウェリオスは術を解き 魔物の姿を元に戻した
魔物「なんだ! 白衣の金髪よ!」
ウェリオス「おっと 容姿についてここまで詳細に言われる日が来るとは 実験は続けてみるものだな」
「ならば名乗ろう! 私はウェリオス! 2-1の生徒を守りつつと学年主任という任を遂行し その中で生徒に実験の喜びを伝えしものだ!」
「あえてお前を生かしておいたのには理由がある なぜ数ある場所のうちここを狙ったのか」
魔物「あの方にここを偵察しろと・・」
ウェリオス「あの方とは?」
魔物「そ・・それはいえねぇ! いったらどうなるかわからないんだ」
ウェリオス「言えば 悪いようにはしない もう2度とここに現れない約束で 生きて返してやるぞ」
魔物「む・・」
「ここにいる奴を偵察しろと言われた だが そこの人間には危害を加えるなともいわれた・・」
「ただ 俺を蹴った奴らが許せなくて ちょっと暴れただけなんだ」
「そして・・俺に命令したってやつが」
ウェリオス「!」
その時どこからともなくナイフが飛んできて 魔物を刺し貫いた
ロゼフ「!」
倒れた魔物は紫の煙に包まれて消え去った
ウェリオスは準備室を飛び出してあたりを見回した
ウェリオス「今ここで不審な動きをしたものはいなかったか」
生徒「いえ 特にいなかったですよ」
ウェリオスは準備室に戻ると疑問の多い顔をした
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放課後ロゼフ先生はウェリオス先生のデスクに向かった
ロゼフ「ウェリオスたん やばいくない?さっきの」
ウェリオス「確かにな~ 奴を貫いたナイフ 知らないうちに型崩れしてなくなっててな」
「俺の化学式から構想するに あれは 何かの力で作られたものだろう」
「つまり あの魔物にぶち込む前に誰かがどこかで ナイフを創り出してたって算段だろう」
ロゼフ「そんな 洒落のきいた技がなせるやつがこの学校にいるってわけか」
ウェリオス「そういうことになるな」
「まぁ これはあくまで俺の推測に過ぎないがな」
「どちらにせよ これで すんでくれればよいのだが そうはいかなそうだな」
ロゼフ「しかし もしそうだとしたら これは学校を守った英雄教師として語り継がれそうだ!」
ウェリオス「それもそうだな 何かが起きたらカッコよくやってやろうか」
ロゼフ「それきた!」
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トイレの鏡 この鏡が再びもやに包まれる そして そのもやはだんだん激しくなり
次第に魔物の形を作ってゆく
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「ぐわははは」
「自由だ・・自由が利くようになった」
「我は鏡魔ミラリオ せっかくだ ひとつ暴れてみるとするか」
ミラリオはワープするように消えた