前回は・・ホールに突如現れた鏡魔ミラリオ
ミカウたちが対峙していると そこにロゼフ先生たちが乱入!
魔物討伐のため本格的に戦いが始まる
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ロゼフ「おりゃ!」
「テキストブックアタック!」
「教科書って意外と痛いだろ~!」
ミカウ「さっすが~! よっ体罰教師!」
ロゼフ「こういうやつにはこれくらいが必要なんじゃー」
ミカウ「だな~!」
「ナポレオンソード!」
ロゼフ「アレクサンドロススラッシュ!」
ガレオス「サッカーボールアタック!」
ナミオ「ムーン去ると!」
ロイス「ばくれつけん!」
ミラリオ「ぐおりゃ!」
「トルネード!」
ミラリオがぐるっと一回転すると巨大な竜巻がいくつも出来上がった
トルネードはあたりのごみ箱や 机を次々ふっとばしていった
しだいにトルネードは弱くなっていきやがて消える
ミカウ「いまだ!」
ミカウは高く飛び 一撃入れる
ミラリオ「ぐお・・ おのれ」
「ならば これでどうだ!」
「ミラーリング!」
ミラリオの体が光に包まれると 横にミラリオがもう一体現れた
ミカウ「あら~ 分身の術ってやつですか」
ミラリオ「さよう これで 貴様らの手もスムーズには動くまい!」
ミラリオは2体になって ミカウたちに襲い掛かる
ミカウは正面に現れたミラリオの攻撃を防ぐが 後ろから現れたミラリオに攻撃を受けた
ミラリオ「もう一回ゆくぞ!」
「ミラーリング!」
ミラリオが再び現れた
ミカウ「3体にもなりやがって~」
ミラリオ「ふん 私を本気にさせたのが貴様らの失策だ!」
「愚かなおのれを公開して消え去るがよい!」
ミラリオはあらゆる方向から ミカウたちを殴った
ミカウ「ちっ こいつら マジになる前にやるべきな奴か」
ロゼフ「ここでやられては英雄のなおれじゃあ」
ミラリオ「さすがの貴様らも数の暴力には勝てなかったようだな」
ミラリオは衝撃波を放ち ミカウたちを吹っ飛ばした
ミラリオ「では 今度こそオワリダ!」
その時 奥からフラスコが一つ飛んできた
そのフラスコは近くにいたミラリオに当たると大爆発を起こした
ミカウたち「!!」
すると奥から片手にフラスコを持ったウェリオス先生が現れた
ミカウ「ウェリオっち~」
ウェリオス「どいつもこいつもだらしないのう まったく」
ミラリオ「なんだ 今度はフラスコを持った白衣の金髪が階段から降りてきたぞ」
ウェリオス「なんだよ~ ここの学校に来る魔物どもは 俺のことを詳細に言うのか」
「まぁ いい 魔物さんよ お前の性質はこの俺の化学式がしっかりと解いた」
「貴様のもう一つの分身はこれだ!」
ウェリオスはフラスコの液体を真ん中にいた ミラリオにかけた
ミラリオ「ああああ」
「あづいいいいい!」
液体がミラリオの体に触れた瞬間煙がでて ミラリオが暑がり始める
そして ウェリオスがフラスコをはじき 軽く息を吹きかけると
暑がっているミラリオに向けて投げた そのフラスコは大爆発を上げてミラリオを消した
ウェリオス「お前の分身は必ず 本物より 姿が薄いんだ」
「そして 本物はしっかりと濃い色をしている」
「そいつ以外が偽物だ」
「そして 本物ちゃんもだいぶ 弱っている おそらく分身に与えられたダメージが少なからず 降りかかっているんだろう」
「とどめを刺すなら今だ ミカウ!」
ミカウ「よっしゃ~ まかせとけって~!」
「この一撃は学校すべての力だ それを今 お前に振り下ろす!」
ミカウは力をためて 剣を振り下ろした
一刀両断されたミラリオは大きく後ろに飛ぶと 紫の煙に包まれ消え去った
ミカウ「一件落着って感じか」
ウェリオス「しかし こんなにも魔物が現れおるとはな」
ロゼフ「これから何かとんでもないことが起こりそうだって 神がかった勘がいってるぜ」
ウェリオス「俺の化学式もそう告げている」
ロゼフ「ま これで今回の件だけは済んだ 危険な任務に就き合わせてしまったが 今日はこれくらいだ 家に帰ってゆっくりやすんでくれ」
ミカウ「がってぇ~ん」
ナミオ「では さようならぁ~」
ロゼフ「よ~し あしたも元気に来るのだぞ!」
ミカウたち「うぃ~!」
ミカウたちは下校していった
ロゼフ「さて 俺たちはこのあたりを少し片づけるか」
ウェリオス「だいぶ散らかしてしまったからな」
ロゼフたちはホールの片づけを始めた
第1章動き始める力 終わり
次回 第2章芽吹きし脅威
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作者コメント
2月1日から書き始めたモンスタースクール
早くも第1章が終わっちゃいました!
まだまだ グランゼドーラ高校では数々の事件が起こります
そのたびにミカウたちがイイ感じのコンビネーションで問題を解決していくのでしょう!
第2章もお楽しみに!!