ミカウの冒険日誌

前回は・・飼育室に侵入した何者か　どろにゃんはその者の顔を見ていなかった
そうしているうちに　また侵入者が！
侵入者はグランを襲ったが・・ ガレオス「さあ！　そなたらのたぐいまれなる神経！」
「しかと　この目に焼き付けさせて見せよ！」
この日はテニスだった
ミカウ「このサーブが２年次の実力を決める　グランドスラムの一刀！」
ミカウはボールを高く飛ばし　軽く地面すれすれの位置に　浮き上がり　ボールをまっすぐ突いた
ボールは銃で撃たれたように　まっすぐ飛び　コートのギリギリのところに落ちた
ガレオス「１点！　ミカウ　ぽいんつ！」
生徒「くおー！　昨日筋トレよくしたのにぃー！」
そして　次はロイス
ロイス「俺が相手になったからには　確実に勝って見せよう！」
ミカウ「のんのんのん　今の俺は神も味方している」
「ラケットが叫んでるぜ　勝利のにおいがぷんぷんだってな」
ミカウはさっきと同じようにサーブを打ち込んだ
しかし　ロイスは　素早く動き　ボールが飛ぶ位置にラケットを添えた
ボールはそのはずみで　ミカウのコートに入ってきた
ミカウ「おりゃあ！」
ミカウは高く飛び　ボールを打ち返した
ロイス「むだじゃ！」
ロイスは　ラケットを振り上げ　ボールを返した
ミカウは自分のコートギリギリのところで　素早く　ラケットを振った　しかし　そのラケットをすり抜けるように　飛び　らいんの内側に落ちた
ミカウ「ひゃ！」
ガレオス「ロイス　１点ぽいんつ！」
ミカウ「うおわぁ～」
ガレオス（ほほう　私の副担任のクラスには想像以上に恐ろしい者が多いようだ）
（こんなメンバーを束ねている　ロゼフ先生はやはり　スポーツ神経の神！）

エレア先生は飼育室に来た
エレア「うん・・　今回は以上なさそうね」
エレアは　あたりの無事を確認すると　作業を始めた
すると　川から　グランが出てきた
エレア「あ～　グラ～ン！」
「あれ？　なんか・　大きくなった？」
グラン「ふわん　成長したんじゃあ」
エレア「確かに　これから成長はしていくって言ってたけど　こんなに早いなんて」
「グラン！　これからも　もっともっと成長してね！」
「はい！　これしもふりミートボール！」
グランはエレアが渡したしもふりミートボールに勢いよく　食べはじめた
エレアはそんなグランを見て　やさしくほほ笑んだ
５時間目は世界史　これまたモンスターがらみでかかわっているロゼちゃんだ
ロゼフ「さて　今日はギリシャの時代のお話を～　します！」
ロゼフ先生は気持ちよさそうな音を立てて　黒板を作ってゆく
ポリスという国家があって　その中にスパルタとアテネという場所があるらしい
ミカウはふむふむとノートに板書を映してゆく
ミカウ「はい！　ロゼちゃん！」
ロゼフ「は～い？　みかっち」
ミカウ「スパルタは　いわゆるスパルタだから　スパルタぁ～って感じで
　スパルタなのですか？」
ロゼフ「ほほう　これは　ガリレオもびっくりなよき質問！」
「ならば　お答えしよう」
「そう！　スパルタ兵法とは鬼のように厳しい兵法のことだ」
「そんな厳しい兵法が行われている　ということで　スパルタとよばれるのです！」
ミカウ「ほ～う！　ウルトラなっと～く！」
長年の疑問であったスパルタの語源が分かった
ロゼフよ感謝するぞ
しかし　メラストームのようにカタカナが３連射されたのは事実
とりあえず　スパルタな訓練を受けたポリス（警察）がこの訓練アッテネ～といった　と覚えておこう
ミカウはその一分をノートに軽く書いた