前回は・・飼育室に突如現れた魔竜木グランドコアを倒したミカウたち
無事今回の事件も解決し ミカウたちは普通の生活に戻る
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5時間目 化学
ウェリオス先生が今日も薬品演説をしている
ナミオ「や~ さっきのあれを見たら 今度は何かと思うな~」
アリアン「もしかして 2人ともまた 昼休み何かみせてもらったの~?」
ミカウ「あ~ そうそう! 新型の薬品ができたってゆうから 化学室に見に行ったのよ~」
アリアン「そういえば 昼休みみんな いなかったもんね~ で どんな薬品だったの?」
ミカウ「今度の 薬品もえげつなかったぜ 今回は植物を一瞬で枯れさせる薬品だった」
ナミオ「あれは さすがですわ~」
ミカウ「科学の力をかんじたね~」
ウェリオス先生は黒板に いろいろな化学式を書きながら 情熱の限りの説明をした
そうこうしているうちに あっという間に授業は終わりの時間になった
ウェリオス「む もうこんな時間か 化学が施す時間は 実に短いようだ」
「ならば 諸君 最後に午後の眠気を完璧に吹っ飛ばしてやろう」
ウェリオスは 混ぜ合わせた2つの薬品をフラスコにいれ 軽く振った
そのあと 手に取った何かをフラスコにいれた瞬間フラスコの口からはげしく炎が噴き出した
生徒たち「おお~!!」
フラスコが噴き出した ほのおは一瞬で収まったが すさまじい勢いで
一番後ろの席にいるミカウにまで しっかり熱が届いているほどだった
ウェリオス「諸君 今日の授業はこれで終わりである」
ウェリオスがそういうと授業が終わる チャイムが鳴った
ウェリオス「では ごきげんよう」
「それと ミカウとナミオは放課後 化学準備室へ来てくれ」
ミカウ「ほっほーう?」
アリアン「もしかして また新しい薬品思いついたんじゃない?」
ナミオ「なるほど~! じゃ 放課後楽しみにしていようぜ!」
そうして 6時間目の授業が終わり 放課後 ミカウたちは化学準備室へ向かった
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ミカウ「へいウェリオっち」
そこには ウェリオス先生とロゼフ先生の2人がいた
ウェリオス「お~ 来てくれたかミカウ」
「ここにきてもらったのには理由がある」
「ほかでもない モンスターのことだ」
ロゼフ「最近学校にモンスターが多いじゃないかぁ」
ウェリオス「この連続の出現はどうも偶然と感じることができなくてね」
「そこで いわゆるモンスター討伐隊を作ろうと思っているのだ」
ミカウ「モンスター討伐隊?」
ウェリオス「仕事は いたってシンプル今までのようなことをやればよいのだ」
「それを 1つのグループでやるって 達成感あるだろ?w」
ナミオ「なるほど~?」
ミカウ「でも それは あたりの冒険者たんと 同じような感じになってきたな~」
「ということは 報酬は!」
ウェリオス「う~む 今のところはないことにしよう」
ミカウ「ぬ!」
ナミオ「ふくりこーせー!」
ウェリ「ない」
ミカウ「有きゅ」
ウェリ「ない」
ロゼフ「最強装備」
ウェリ「ない」
ミカウ「アフリカで一番面積の大きい国」
ウェリ「ナイジェリア」
引っかかった! 答えはアルジェリアだ!
ミカウは不敵にほほ笑むも すぐにまじめな顔に戻った
報酬なしに危険なミッションをやるとは どの部活よりもハードな気がするし あたりのブラック企業がやさしく見えてくるほどだった
ウェリオス「しかし 何もなしはさすがにかわいそうであるな」
「ならば! 見事 今回の件を解決した暁には 化学の評定を5にしようぞ!」
ミカウ「お! それは がんばれますわ~!」
ウェリオス「では きまりだな」
「グループができたからといって 特別気に掛ける必要はない 今まで通り モンスターと戦えば よいだけじゃ」
ミカウ「なんか おもしろくなってきたぁ~」
「魔物がでる 学校てうちくらいでしょ~!」
「名付けてモンスタースクールって感じで!」
ロゼフ「ほほう! モンスタースクール 実にいいネーミングだ 世界史の教科書に このロゼフの活動とともに!その名前ものるであろう!」
ナミオ「世界史の教科書ね~」
ミカウ「この世界には まだ知らぬモンスターがたくさんいるだろう!」
ウェリオス「ふうむ 私にも知らぬことがあるとは この世界の化学式はまだ探求の余地がある!」
ロゼフ「いえぇ~っす!」
ミカウ「じゃ そんなところで我らは戻るぜ!」
ウェリオス「うむ! ゆっくりと英気を養うといいぜ!」
ミカウたちは準備室をでると 教室へ戻った
第2章芽吹きし脅威 終わり
次回 第3章怒れし刃
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作者コメント
今回で2章めが終わってしまいました~!
2月の頭から書下ろしをしている モンスタースクール 楽しんでいますか!?
事件もいよいよ 本格的に動いてきて ここから盛り上がるところです!
第3章もお楽しみに!